天遊さんを紹介します(小川束)

7月6日に岩波書店で編集会議があり東京に出張しました.その帰りに,関孝和数学研究所の上野健爾先生が以前一緒に仕事をされた元編集者の方がひらいているカフェ(名前は忘れてしまいましたが,八重洲ブックセンターのすぐ裏で,夜はワイン中心)に連れて行っていただきました.流行っているような,流行っていないような不思議な雰囲気のカフェです.昭和時代のモダンな内装はそのままで,そのセンスは今でも古くありません.

さて,そのカフェで話をしていると,しばらくして古代文字アーティストの天遊さんが来られました.天遊さんのiPadには自分の作品が記録してあり,それを拝見しながらいろいろ歓談していたら,ふと,創造することの喜びとか,創造への情熱といったものを感じました.翻って考えてみるに,学問でも同じかもしれません.ただ,芸術家と学者とでは,その喜びや情熱に似ているところももちろんありますが,芸術家の方が少し単刀直入というか,直接的なエネルギーを発散させているような気もします(所詮,感じだけの話ですが).いずれにせよ,研究に対する喜びとか情熱は失いたくないものです.

そんな訳で,天遊さんからは何か不思議なエネルギーをいただき,励まされたので,ここに天遊さんを紹介しようと思い立ちました.一度,ホームページをご覧になってください.

追伸.肝心の編集会議の話はいずれまた.

2件のコメント

  1. ホームページ拝見しました。字が下手な私は書道家を尊敬しているのですが、彼女はさらに古代文字を操るわけですね。すごいと思いました。過去の文化を探るという部分は小川先生と共通しているので、話が合ったのではないでしょうか。

    • 環境情報学部 小川束

      わたしも字が下手で,字の上手な人を尊敬しています.美しい字を書ける人がうらやましい限りです.そういえば,千葉先生の自筆の文字を見た記憶がありません.コンピュータの時代というのはこういうことなんですね.今度,記念に色紙を一枚お願いします!

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