四日市大学環境情報学部



高レベル放射性廃棄物の地層処分に関するワークショップ


 地域ワークショップ「共に語ろう、高レベル放射性廃棄物 ~もう、無関心ではいられない~」が平成24年12月8日(土)に「じばさん三重」の5階大研修室で実施され、市民、ファシリテーター、関係者など総勢で62名の方々が集まり、熱心な議論が行われました。

 このワークショップは「NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット」が2007年から全国各地で実施しているもので、高レベル放射性廃棄物の地層処分について社会としてどう取り組むべきかについて、多様な立場、多様な意見の方々が集まり、意見を交わそうという目的で行われています。

 このワークショップの四日市地域での開催にあたり、四日市大学エネルギー環境教育研究会(矢口芳枝事務局長)が協力しました。またワークショップに先立ち行われた講義は本学環境情報学部の新田義孝教授が担当し、またワークショップには本学の学生も多数参加しました。

 なお、これまでの原子力発電所の運用で既に多量の使用済み核燃料棒が蓄積しています。この使用済み核燃料棒に含まれる高レベル放射性廃棄物の処分方法について、原子力発電の是非とは分離して議論しようということでワークショップは進められました。
 
ワークショップ内容
(1)講義
新田義孝教授が高レベル放射性廃棄物処分についての概念を解説しました。

(2)バーチャル処分場の紹介
地層処分を理解するために、NUMO(原子力発電環境整備機構)が制作した地層処分場のバーチャルリアリティ映像が紹介されました。

(3)ワークショップ
参加者が4グループに別れ、それぞれのグループにファシリテーター2名が加わり、意見交換が行われました。なお、ワークショップは結論を出すのではなく、高レベル放射性廃棄物の処分を私たちの社会が抱える身近な問題として捉え、互いにどう考えるのかを意見交換することが目的とされました。

(4)グループ発表
4グループが話し合った内容を他グループに紹介しました。
 
 ワークショップや質疑応答を通じて参加者からは、「もっと情報が必要」、「危険性の情報がもっと必要」、「考える良い機会になった」、「もっと多くの市民が関心を持つようにするにはどうすべきか」、「参加するまでは難しいと思っていたが、意外と面白かった」、「多くの人達と意見交換できて良かった」、「継続して地域ワークショップを開催すべき」、「この問題を市民が理解できるようにする教育プログラムが必要」など、様々な意見が出されました。

 なお、ワークショップで出された意見については、今後まとめられ、http://www.enecho.meti.go.jp/rw/ で情報公開される予定です。

ワークショップ開会の挨拶をされる「NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット」理事長の崎田裕子様


新田義孝教授による講演の様子


グループに分かれてのワークショップの様子


グループ発表の様子。このグループの発表は経済学部の岡崎良君と水野匠君が担当した。


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