三重大学教育関係共同利用拠点シンポジウムで学生が発表

平成24年12月21日(金)に三重大学生物資源学部で教育関係共同利­用拠点シンポジウムが開催されました。
四日市大学は三重大学の拠点化活動(※)の取組みの中で勢水丸を共同利用させていただき、伊勢湾海洋調査実習を実施しています。
(※)拠点化活動とは、国立大学等の大型施設を有効活用するために、地域や地域の大学の施設を開放するもの。

このシンポジウムは勢水丸を利用した拠点化活動の報告(第1部)と海の食文化に関する講演(第2部)で構成され、第1部で四日市大学から伊勢湾海洋調査実習に参加した「ETVよっかだい」のメンバーである辻浩明君と近藤勇人君が発表を行いました。

発表内容は伊勢湾海洋調査実習で得られた観測データと実習の様子や実習参加者のアンケート結果の紹介で、また、実習の様子を番組化した「ETVよっかだい」についても番組ダイジェストを流しながらの報告が行われました。

彼らは伊勢湾海洋調査実習の成果として、四日市大学の学生が海洋に出て実践的な経験を積むことができ、「ETVよっかだい」が実習の様子を情報発信することで、身近な海の環境問題を社会に伝えることができたと強調しました。

発表者の中で学生は彼ら2名だけで、後は研究者でした。辻君と近藤君は相当緊張したようですが、無事大役を果たせました。本当にご苦労様でした。
 

伊勢湾と湾外のクロロフィル濃度の分布を説明している様子。


シンポジウム会場(生物資源学部校舎内)の様子。参加者は生物資源学部の学生約100名と教職員と研究者。


夜釣りの時に、船の光に集まってきたトビウオの幼魚を捕えたと説明する辻君。


生物資源学部の学生から、「ETVよっかだい」で制作した15本の番組とはどのような内容かと質問を受け、それに答える近藤君。

 
次の動画はこのシンポジウムで使用したパワーポイントの資料です。

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