四日市大学環境情報学部



スマホに関するアンケート結果


四日市大学でもスマートフォン(iPhoneを含む)を携帯する学生が増えてきました。授業中にスマホを机の上に置いて操作する光景も良く見られ、スマホとの付き合い方が問題となりつつあります。このような状況を受けて、先日の環境情報学概論Ⅱ(1年生対象)の授業で、スマートフォンをテーマにしたシンポジウムが行われ、教員3名がプレゼンテーションを行い、スマホに関する話題を学生に提示しました。
 
スマホの利用に関して学生への問いかけが行われましたが、当日は時間不足もあり、学生からの意見は十分に聞けませんでした。そこで、平成25年6月26日(水)の同授業(千葉担当)で、スマートフォンに関するアンケートを実施しました。
 
今回の授業のタイトルは「情報社会のマナー」で、最初に現在の情報化社会の問題点やマナーに関する簡単な説明を行い、その後でアンケートを実施しました。アンケートの回答方式は、スマホでWebアンケートに答える方式とアンケート用紙に記入する方式の2種類を準備しました。
 
当日の「情報社会のマナー」の教材はこちら
 
アンケートの質問は次の2つです。
 
質問1.スマホによるコミュニケーションは表面的という指摘をあなたはどう考えますか。
質問2.スマホを使うと深く考えなくなるという指摘をあなたはどう考えますか。
 
アンケートに回答した学生は52名でした。
 
自由記述形式の質問でしたが、回答内容から「そう思う」「そう思わない」「その他」の3種類に区分すると次の結果となりました。
 

 
質問1に関しては、スマホによるコミニュケーションは表面的ではないという意見の方がやや多く、その中には、「スマホは表面的かもしれないが、それ以外の場所で面と向き合って交流するので問題ない。要は使い分けだ。」「メッセージを深く考えて読んだり書いたりするので、表面的になることはない。」「面と向かって言えないことを伝えたり、自分の考えを整理して送れる面もある。」「顔文字で感情は示せる。」などの意見がありました。
 
質問2に関しては、スマホにより深く考えなくなるということを支持する意見が多く、その中には「深く考えなくなり、自分への自信を失ってきた。」という声や、子供たちへの影響を心配する声もありました。
 
学生たちがスマホについて考える機会、教員と学生がスマホをどのように見ているかを互いに知る機会になったと思われます。スマホでWebアンケートに直接答えた学生は10名ほどで、全体の約20%でしたが、深く考えた記述が多かったように感じられました。スマホを持っているのに、スマホを使わずにアンケート用紙で答えた学生も多く、このあたりもスマホによるコミュニケーションの特殊性に関係するものと感じました。(千葉)
 
以下に代表的な意見を示します。
 
質問1.スマホによるコミュニケーションは表面的という指摘をあなたはどう考えますか。
 
「そう思う」に区分した肯定的な意見。

スマホを使うと、ずっとスマホで遊んでばかりで、他の人と話もしない。スマホのコミュニケーションはeye to eyeのコンタクトがない。だから、何でも言える、恥ずかしくない。
確かに表面的な部分はある。当たり障りのない内容を送ることが多い。人と面と向かって話す時は、その人がどう思っているか、表情やしぐさで分かりますが、メールなどの媒体を通すと、読み取れなくなる。顔文字などでは内面的なことは伝わらない。面と向かって言いにくいことを言えることや、言いたいことをまとめられる点はスマホの良い点です。
メールやラインに中毒的になっている人は、口でしゃべるより、スマホをいじっている時間が長いと思う。当たり障りのない文章や、それに慣れた人は、人前でしゃべるのが苦手になってゆくのではないかと思う。逆に本音のことを書けたり、口で使えるより文章の方が表しやすいこともあるので、その人の自由だと思う。
相手の目を見ていないので、相手の本当のことを良く知らずに交流し、騙されることが起こる。
スマホを使ってする会話は、何も考えずにすることがあり、確かに表面的だなと思う。
スマホだけじゃなく、メールも含めてコミュニケーションを取るのはダメとは考えませんが、相手の本当の気持ちは絶対に分からないと思う。メールで絵文字を使っても、本当にそうなのかは分かりません。メールを使えば何でも伝わると思うのは間違い。
顔文字でだいたい表現できるが、でも本当に笑っているのかとか、わからないので、直接会って話をするより表面的になってしまうと思う。
直接会っての話ではないので無責任な発言に成り易い環境だと思う。文字だと本当に自分が伝えたいことを正しく伝えられず、問題になるかもしれない。
スマホによるコミュニケーションは文字ばかりのため、言葉のニュアンスやアクセントがなく、冷たく聞こえるときもあり、かなり表面的になると思う。
直接話すと相手がどう思っているかが表情を見れば伝わるけど、メールとなると相手の表情が読めないので、怒っているのかがわからない。
相手と直接話すという能力が鍛えられない。
言いにくい事が言いやすいという利点がありましたが、逆にそれが悪い事になっています。軽い気持ちで相手とやり取りしているので、コミュニケーションが表面的になっていると思います。
言うのが難しい内容、説明するのに言葉では難しい内容などは、考えながら文字にして相手に伝えられるのは、スマホの良い点だと思います。ですが、顔文字、絵文字など、文字の最後にあっても、本当に相手はその表情なのか、なかなか伝わりにくいので、伝わりにくい分トラブルが増えるんじゃないかと思います。
現代人のスマホへの依存感は強いと思う。昔は友達と集まる時間が多かったが、今は少なくなった。スマホのコミュニケーションは、相手の気持ち、顔の表情がわからないのが悪いところだが、直ぐに連絡できるなど便利な点もある。

 
「そう思わない」に区分した否定的な意見。

遠距離でも、知っている人とでも、知らない人とでもコミュニケーションがとれるので良い。心情は読み取りにくいが、すぐに言葉などで伝達できるのが良い。(便利さが勝っているという意見)
ネット上にあるため、相手の気持ちや性格などがわからないことが多いが、相手のコメントを読んで、相手の気持ち、考え方、趣味などを考えてコミュニケーションを取れば表面的にはならない。
LINEなど言葉だけのやり取りは表面的かもしれないが、文章や言葉に内容が伴っていれば、表面的ではないと思う。絵文字やスタンプなどで今の自分の感情や気持ちを表現できるので、決して表面的ではない。
コミュニケーションが取りやすいから、内容によっては表面的になってしまいがちかもしれないけれど、重要な内容はしっかり考えてから送るので、結局は人に依ると思う。スマホでも考えている人もいれば、直接会話しても表面的な人は表面的で、スマホはあまり関係ないと思う。
表面的だと感じるときもあるけど、それは自分の表現の仕方でどうにでもなる。
確かに表面的かもしれないが、表面的にしたくないことは直接相手に伝えれば良い。(使い方次第という意見)
LINEやその他ネットなどでは、文字すら打たずに顔文字やスタンプだけで済ましていることもあります。
しかし、これらでも理解できることも多いですし、こちらでも理解しようとはするのでそれほど表面的だとは思いません。
言葉よりも、文字の方が伝わる場合もあると思う。
文字によるコミュニケーションは表面的だというが、現実でのコミュニケーションで、相手ときちんと向き合って話しているかといわれると、そうとは言えない。相手を尊重して、自分の意見とは違うことを言ってしまうこともある。確かにスマホを使うと表面的になるが、現実もそうなりつつあると思う。
それは人それぞれの取らえ方だと思います。人にとってはスマホでメールが来ても表面的に取らえる方がいれば、メールが来ても気持ちが伝わる人がいるのでどちらとも言えないと思います。
簡単に意見が言えるようになり、相手とあったときに話の話題になることもあるから必ずしも表面的になるとは思いません。
表面的って言うのは形だけって言う事ですか?確かに表面的な部分もありますが違う部分もあると思います。
私はFacebook・mixi・LINE・mobage・GREEなどのソーシャルメディアを使い交流を深めたりしています。mobageやGREE・Facebookなどは全く知らない人との会話のツールになっています。基本的にLINEなどはID・電話番号を知らなければ繋がれませんし。話がズレましたが使い分けが効くと思えば表面的では無いと言えるのではないでしょうか。
確かに表面的になってしまうけど、消極的な人、面と向かって言えないことをハッキリと伝える事もできるので全部が表面的なコミュニケーションになる。ということにはならないと思います。それに、言葉だと感情的になって話してしまうことでも、一回文章にする事で第三者的に自分の文章を読むことができるので相手を無意識に傷つける事は少なくなると思います。
相手の表情が読み取れないので表面的にはなるが、大切な事は直接会って話し合いをすればいいのでしっかりと割り切って使えばいいと思う。
私の考えはスマホによらず、デジタルツールを使ったコミュニケーションは文面を見るのと、実際に会話するのとじゃ、相手の感情が伝わる感覚に差があると考える。文面からでも、だいたい相手の感情が伝わったりするが、それはあくまで、文面を見て判断した事だから、実際に話してないので違う可能性がある。だから、大事な話に食い違ってトラブルになるかもしれない。だけどスマートフォンを含むデジタルコミュニケーションツールは悪いことだけではないと思う。現に、いつでも相手にメッセージを送る事ができるので便利である。話をまとめると少なくなってしまうが、大事な話はなるべく相手に直接話すか、メールじゃなく電話で話した方がよいのではないか。理由は、相手の声から伝わる感情は次に考える事が増えていき、スムーズに進むのではないかと考える。
LINEやツイッターなど文章上での会話が表面的になるのは仕方ないでしょう。電話とメールの違いと一緒で、そもそも文章での会話自体に限界がある。より深いコミュニケーションを取るのなら、やはり面と向かって会話するのが良いのでは。逆に、気軽なコミュニケーションを取れる点では価値あるツールだと思います。
スマホだけでしかコミュニケーションを取れなかったらそうかもしれないが、直接会って話をしたり、電話で会話したりもする人は、そうではないと思う。
確かに表面的な部分はあるけど、実際に会っていない時でもコミュニケーションをとることができるので良い部分もある。

 
質問2.スマホを使うと深く考えなくなるという指摘をあなたはどう考えますか。
 
「そう思う」に区分した肯定的な意見。

だいたいの単語はその場で調べられるので、あまり考えなくても分かってしまう。スマホは便利だが、全てスマホに頼ってしまうのは良くない。
知りたいことを直ぐに得られ、人間の考える能力が薄れてくるので、良くない。
確かに、分からないことがあったら、いつでも、どこでも調べることができるので、苦労しなくなる。楽に調べたことはすぐに忘れてしまう。
スマホを使うと何でもできるから使っている。自分で考える必要はあまりなくなっている。スマホで話す時は、何も考えずに言ってしまうこともある。
ある問題を考えるとき、インターネットで調べると、すぐに答えが出てきてしまい、自分の頭で考えなくなる。情報が飛び交う今の社会では、全体的に人々は考えなくなってきていると思う。
スマホを使うと、分からないことや知らないことが直ぐに分かるので、それが習慣化しまう。自分の頭で考えずにスマホで検索するのは良くない。
直ぐに答えがわかるのが良くない。結果はわかるけど、全然勉強にならない。いつもスマホを使っていると、頭を使わなくなる。
分からないことがあると、すぐにスマホで検索すれば答えが出てくるので、考えることが少なくなったと思う。
直ぐにわからないことを調べられる世代だから、考えなくなるというのはそうだと思う。
スマホを持ってから、分からないことを直ぐにスマホで調べるという習慣になり、自分の思考が少なくなった。スマホへの依存感も強くなり、自分の自信も少なくなった。
スマホだけでなく、ネットを利用できるもの全ては簡単に調べることが出来るので思考に至らない。現代の人は、時間短縮、有効活用する方を選ぶため、仕方ないと思う。
知りたいことを直ぐに知ることができるので、とでも便利だが、自分で考えて答えを探す必要がなくなる。幼い頃からスマホを使うことで、これから深く考えない人たちが増えるのではないでしょうか。
容易に何でもコピペが出来てしまうので、自分の考えを持つ人が少なくなったと思う。
表示されたことを受け取るだけなので、受け身であり、頭は働かない、考えない傾向がある。子供たちから物事を深く考える機会を奪い、考える力が養われないと思う。
困った時にスマホで調べられるので、自分の考えは要りません。学生たちには良くないことです。
スマホを使ってしまうと、考えるという思考が低下して、物覚えが悪くなる。
これは人によると思う。考えている人は考えていると思うし、すべての人がそうという訳ではないと思う。
だけど、深く考えない人が増えてるのは事実。自分も考えているつもりだけど、考えが足りなくて間違った意味で伝わったこともあった。だから、自分もより考えることが必要だと思う。

 
「そう思わない」に区分した否定的な意見。

スマホで調べられることは、あくまで簡易的なことで、信用性があるわけではない。本当に調べたいことがある時は、スマホを使わずに自分で調べ、その時に頭を使うので、深く考えなくなることはない。使い過ぎると、その通りだが、私は出来る限り自力で考え、どうしてもわからない時にスマホを使っている。
ふと思ったことをスマホですぐに調べることが出来るので、深く物事を理解することができる。
ネットで調べても、納得しなかったら自分で考えるし、考えてから調べる場合の方が多いし、深く考えないということではないと思う。
スマホは人類の科学の産物です。影よりも光の部分が大きいです。
これは使う人次第だと思います。頭を使い、考えながらスマホを利用している方もいるでしょう。スマホを使っているから深く考えないというのは偏見に聞こえます。バカとハサミは使いようとは言いますが、使う人次第で変わってくるでしょう。
深く考えなくなるというのは検索をするなど色々アプリを使用して検索するからではないのでしょうか。私はそこまで検索はしませんがわからないことはネットで調べれば良いと思う人も多いとは思います。深く考える考えないはその人の努力などには反映されていると思います、やる気のある人は自分で調べて考えてやってる。
そもそも、普段の生活から深く考えているのかな。と疑問に思います。普段の生活から深く考える機会がないから情報社会でも、同じ事をしているのだと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

受験生案内


Facebookサイト


2012年7月1日からの
累積アクセス数:395144
現在の訪問者数:0