四日市大学環境情報学部



鈴鹿山脈ブナ林毎木調査を実施


平成25年6月30日(日)、恒例となった鈴鹿山脈ブナ林毎木調査を実施しました。当日は天気予報がはずれ、朝から雨模様でしたが、小雨であったため調査を挙行しました。四日市大学自然環境教育研究会から7名、四日市大学環境情報学部から4名(教員1名、学生3名)が参加し、霧の立ち込めるブナ林の中で着実に作業を進めました。
 
今回の調査地点は青岳山頂付近の標高1,080mの場所で、山頂付近の強風の影響か、樹高の低い個体が多く、また過去の伐採の影響か、萌芽更新したとみられる枝数の多い個体が目立ちました。
 
毎木調査は既に最終段階に入り、今回の調査でデータを記録したブナの個体数は2,871本となりました。最終的にこの地域の3,300~3,400本と推定されるほぼ全てのブナのデータを記録できると考えています。
 
我々の調査により、この地域のブナ林は鈴鹿山脈最大のものであることが判明してきました。この貴重なブナ林を保全するため、調査後には菰野町や三重県による天然記念物指定も目指しています。
 
この調査を記録したテレビ番組がCTYのコミュニティチャンネルで7月1日から1ヵ月間、毎日放送されます。「ETVよっかだい」という四日市大学が地域に提供する教養番組で、学生と教員が主体となって番組制作を行っています。番組表はこちらにあります。是非、ご覧ください。
 

ブナ個体の分布図。黄色の〇がブナ個体の位置を示す。赤線は登山道。今後は図中の未調査域で調査を行うが、ブナの密度はあまり高くないと予想している。カシミール3Dを用いて作図。


 

Google Earthによる調査地点の鳥瞰図。マーカーはブナ個体の位置、マーカーの色は標高を示す。水色の線は登山道。


 

霧中の登山道を進む調査員。(撮影:保黒時男様)


 

鈴木県知事の調査許可証の立札の前で記念撮影。立札には、四日市大学と四日市大学自然環境教育研究会の共同調査を許可すると記載がある。登山道に立てられているため、多くの登山者の目に止まる立札だ。(撮影:保黒時男様)


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