四日市大学環境情報学部



四日市地域の観光問題を考える「夕涼みセミナー」を実施しました


 平成25年7月14日(日)に四日市大学9号館で地域の観光問題を考える「夕涼みセミナー」を行いました。主催はDiPO 戦略経営ゼミ(東村教授ゼミ)で、四日市市、四日市商工委会議所などが後援しました。このセミナーは、新田義孝教授(環境情報学部)が主催する「四日市大学と地域を考える懇談会(略称は四懇)」の中で提案され、実施に至ったものです。
 最初に、東村教授(経済学部)が「遷宮と経済」という特別講演を行い、今年の10月に実施される式年遷宮がもたらす経済効果について話をされ、続いて、四日市地域の観光問題に関するパネルディスカッションが行われました。パネラーは久安典久様(四日市地域まちかど博物館推進委員会)、飯田明夫様(四日市案内人協会)、久保田領一郎様(メディアネット四日市)、川合延雄様(北西地域インタープリター協会)、古川勝敏様(四日市コンビナート夜景クルーズ語り部の会)、新田義孝教授(環境情報学部)で、パネルの司会を前田憲司様(四日市大学・皇學館大學非常勤講師)が務められました。
 四日市地域の文化発信やそれを活かした観光に積極的に取り組む一線の方々にお集まりいただいたため、議論の内容は深く、現場の視点による問題点や改善点に関する意見が交換されました。
 議論の総括をご紹介します。
 
1.四日市公害の歴史を負の遺産と考えず、公害の発生から克服までをありのままに伝えることが重要。四日市には文化遺産が多く、それらとともに、四日市公害やコンビナートまでを都市の歴史とする「四日市モデル」を確立し、内外に発信すると良い。

2.四日市に観光に活かせる物的・人的資源は多数あるが、それがバラバラに行われている。例えば、祭りや獅子舞なども地域毎にバラバラに行われている。これらをまとめ、連携させ、情報発信することで、地域内外の人達の関心を呼ぶことができる。この連携には行政の力も必要だ。

3.マスコミやメディアをうまく利用することが重要。カリスマ的な宣伝マン(例えば宮崎県の東国原元知事)を四日市に呼んでくるのも効果的だ。

4.地域の人々が関心を持つことが重要で、地域の人々が郷土の自慢をするようにならないといけない。そのためには、地域のことを知らせる情報発信が欠かせない。
 
 会場からは、「今回参加して、ナイトクルーズのような観光が行われているのを始めて知った。」「パネルの議論が真面目過ぎるので、もっとフリートークできる場が欲しい。」などの意見も出されました。
 参加者が少なく(約30名)、少し寂しいセミナーとなりましが、中身は非常に濃く有益なものでした。
 
 四日市地域の観光問題や、このセミナーの内容についてご意見のある方は、下のコメント欄にご投稿ください。
 

特別講演をする東村教授。


パネルディスカッションの様子。


コンビナートの夜景を背景に、議論するパネラーの皆さん。


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