ブナ林毎木調査(追加調査)

平成25年10月28日に四日市大学自然環境教育研究会のメンバーが中心となり、ブナ林毎木調査の追加調査が行われました。これまでの調査結果を分析すると、山頂付近に比較的狭い未調査域が残っていることが判明しました。そこで、今年中に完了させようということで調査が計画されましたが、台風等の悪天候で何回も調査は延期され、やっと今回の実施にこぎつけました。当日は秋晴れに恵まれ、険しい斜面の調査でしたが、無事に完了できました。今回の調査木数は118本です。これで全調査木数は3359本となりました。これらのデータを分析して早い機会に公表する予定です。ブナ林の調査は今後、群落調査、そしてDNA調査と進みます。

ブナ林調査地点は、大学の脇を流れる朝明川の源流部だ。画像の左奥に見えるのは伊勢湾と熊野灘だ。

調査域の拡大図。朝明渓谷伊勢谷から青岳山頂付近にかけての領域だ。2年半をかけて、3353本のブナの調査を終えた。このデータが100年後の人たちに有効に使われることを期待したい。

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