四日市大学環境情報学部



武本・高橋・城之内ゼミ等によるエネルギー施設見学


 平成26年2月6日と7日に、環境情報学部の学生13名に、エネルギー環境教育研究会メンバーの先生方を加えた総勢16名が、岐阜県本巣市の根尾谷地震断層観察館, 静岡県御前崎市の静岡県漁業協同組合連合会の温水利用研究センター、そして中部電力浜岡原子力発電所、を見学しました。この見学会は中部原子力懇談会三重支部殿のご厚意で実現したものです。今国内では原子力発電への意見が分かれていますが、現実の施設をしっかりと自分たちの目で見ることが重要と考え、このような見学会を学部教育に取り入れています。
 
 根尾谷断層は明治24年(1891年)10月に東海地方を襲ったマグニチュード8の直下型濃尾地震で生じたもので、1995年の阪神淡路大震災の断層の高さが約1.2メートルであるのに対して、ここは6メートルもあります。その最大高さを示す場所が地震断層観察館として保存されています。最近では2011年3月東北を襲った東日本大震災の例もあり、日本は地震国という認識を新たにし、各種重要施設の地震対策・津波対策はきわめて重要です。
 
 浜岡原子力発電所は2011年5月に政府から停止要請を受け、その後は津波と地震対策を大規模に推進しています。加速度1000ガル~2000ガル、振幅10メートルの振動にも耐えられるような対策や、東海・東南海・南海の3連動地震を想定した22メートル高の防波壁を砂丘の後ろに1.6kmの長さで建設している工事現場を見学し、圧倒されました。防波壁は堅い岩盤まで直接に杭を入れて万全の対策としているとのこと。当日も海外からの見学者もあり、日本では最高峰の対策だそうです。ただ、セキュリティチェック通過は大変でした。
 
 地震断層、原子力発電所、温水利用の種苗生産(魚介類の卵からの稚魚の育成と放流を行う栽培漁業センター)の施設(平成16年に最新施設化)と、この順番で考えると現代のエネルギー問題やその漁業への利用を象徴する場所を見学したことになります。
 
 大変素晴らしい見学会になり、学生たちも満足していました。
 

根尾谷地震断層観察館にて


 

浜岡原子力発電所玄関前にて


 

県漁協温水利用研究センターでの説明


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