四日市大学環境情報学部



交流ブログ

海岸への漂着ゴミは伊勢湾の大きな環境問題となっていますが、科学的に詳しく研究された例は少なく、特に海岸への漂着と海岸からの再漂流現象には未解明な部分が多く残されています。また、気象や潮汐条件とゴミの漂着量の関係についても詳しく分かっていません。これらの点を明らかにするために、三重県が伊勢湾の海岸に定点カメラを設置し、調査を開始しました。この調査には環境情報学部の千葉教授が協力しています。
 
平成27年12月22日(火)に定点カメラを設置しました。カメラは静止画と動画の定時撮影が可能で、PCからの遠隔操作により、ズーミングやライブ撮影が可能です。赤外線による夜間撮影も行います。
 
調査地点の海岸には、この時期としては多量のゴミが漂着しており、小型のボートも打ち上がっていました。これは、12月10日と11日に三重県付近を低気圧が通過し、多量の降雨があり、河川からゴミが伊勢湾に放出され、その後、13日前後の大潮時に漂着したものと推定されます。
 
カメラを設置後、早速撮影を開始しました。夜間撮影も順調に行われています。26日前後の大潮時にゴミの再漂流が起きるか、注目されます。
 

調査地点の海岸の状況。多量のゴミが漂着しており、小型ボートも打ち上がっていた。


設置したカメラ


設置直後の海岸の映像(定点カメラで撮影)


設置後約12時間経過した深夜の映像(定点カメラ)



環境情報学部1期生の渡辺一生氏(農博)がドローンで撮影した天草の通詞島の空撮映像を紹介します。渡辺氏は総合地球環境学研究所のプロジェクト研究員で、国内外の環境問題に対して地理情報システムを活用した研究を推し進めており、最近はドローンの応用研究を展開しています。ドローンの映像を地域資源(エリアケイパビリティ)の発掘や魅力発信に用いることも想定しており、本学COC事業のグリーンツーリズムプロジェクトの目標と重なる部分があります。この度、渡辺氏が氏の故郷に近い天草の美しい風景を撮影し、ネットに公開しましたので、ご堪能ください。
 



2015年12月1日(火)、環境情報学部専門科目「四日市公害論」(担当教員:神長准教授)に野田之一さんをゲスト講師としてお招きしました。
 
野田さんは磯津出身の元漁師で、四日市公害訴訟の原告のお一人として、これまで半世紀以上、公害と闘い続けてきました。現在も精力的に地元の小学校などに出向き、四日市公害の「語り部」活動を続けていらっしゃいます。
 
この講義では、四日市公害について学んでいる環境専攻の学生ら約30人を前に、漁民一揆や公害裁判を起こした当時の想いなど、多岐にわたってお話しくださいました。
 
受講生の中には中国やネパールからの留学生もおり、ふだんの講義とは異なるゲストスピーカーの登場はおおいに刺激になったようです。
 

野田さんの話に真剣に耳を傾ける環境専攻の学生たち


心を込めて「若者に伝えたいこと」を語る野田さん



沖縄で人気のポップカルチャーを題材にした山本伸教授の著書『琉神マブヤーでーじ読本/ヒーローソフィカル沖縄文化論』(三月社) (写真)の紹介記事が、11月28日(土)付の中日新聞夕刊に掲載されました。この記事に前後して、徐々に新聞や雑誌で取り上げられ始めているとのことで、「一人でも多くの読者の目に届くことを祈っています」と山本教授。同教授はご自分のFMラジオの番組「マンデーナイトグルーブ」(毎週月曜夜7時から生放送)でも沖縄のコーナーをお持ちで、毎週沖縄と生電話で結んで現地レポーターを通して沖縄の最新情報を発信されています。便利な専用アプリ(無料/AppStore、Googleplayよりダウンロードできます!)で、いつでもどこでも教授の番組を聴くことができます。興味のある方はぜひ。
 



2015年11月27日(金)、株式会社赤塚植物園で開催された「第3回みんなで農業の未来を考える会」に、廣住講師とゼミ生(2年生)が参加しました。
 
この会は、現場で活躍する農業者と大学の研究者が交流を深め、ともに地域農業の将来の発展について考えることを目的に行われています。
 
今回は、農業者と大学生・大学教員がお互いの考えを自由に話し合うグループワーク形式の座談会が行われました。グループワークでは廣住講師がファシリテーター、ゼミ生が書記を担当しました。
 
座談会では、農業者・学生・大学教員それぞれの立場から、さまざまな意見が出され、活発な議論が行われました。
 



環境情報学部第1期卒業生(新田ゼミ)の西田裕氏の活動がBS朝日のFresh Facesに取り上げられました。西田氏は京野菜の存続と普及に取り組んでいます。日本でも1次産業の大切さが見直され、6次産業化の動きも活発ですが、西田氏はその最前線を歩んでいます。是非、ご覧ください。



2015年11月28日(土)に武本ゼミの3年生と武本教授・高橋元教授、三重大大学院生(元高橋ゼミ生)ら7人が内部川上流の鎌谷川を調査しました。この調査は学内の調査研究の一環として実施しており、西山町自治会の竹内さんと共同で行われました。
 
本調査は、鎌谷川上流の廃棄物処分地からの浸出水や、田畑や流域家庭の排水がこれらの水系の汚染を起こしていることから、2012年より本学に共同調査依頼があり、数年来実施されています。対象とする四日市市西山町、小山町には最終処分場1か所、安定型処分場1か所(現在廃止)、中間処理施設1か所、不明な開拓地1か所があります。
 
西山町の処分場付近では、植えられた桜の木が枯れたり、草が育たなかったりする被害が発生しており、対策が急がれています。
 

鎌谷川上流の少年自然の家付近での採水


下流の小山田町での採水状況


鎌谷川の流域合成図と採水地点



2016年1月31日(日)13:30より、四日市のじばさん三重で伊勢湾流域圏の再生シンポジウムが開催されます。伊勢湾の環境保全の歴史をふりかえるとともに、これからの伊勢湾流域圏の再生を考えます。環境情報学部の千葉教授もパネリストとして参加します。よろしければご参加ください。
 
詳細はこちらをご覧ください。 
伊勢湾流域圏の再生シンポジウムのチラシ



環境情報学部第1期卒業生の渡辺一生氏(新田ゼミ)と渡辺創氏(黒島ゼミ)がドローンを利用した大学キャンパスの撮影と映像制作を行ってくれることになりました。渡辺一生氏は地理情報学の研究者で、現在はドローンの活用に力を注いでいます。渡辺創氏は映像制作のプロフェッショナルです。
 
京都と東京で働く2名はネットで相談を重ね、平成27年11月19日(木)に久しぶりに四日市大学に戻り、第1回目の撮影を行いました。雨男2名が揃い、打ち消し合ったのか、好天に恵まれ、良い撮影を行うことができました。
 
今後は季節毎の撮影を重ね、魅力的な大学キャンパスのPRビデオを制作する予定です。四日市大学の皆様、卒業生の皆様、ご期待ください。映像はネットで公開する予定です。
 

渡辺創氏(左)と一生氏(右)。久しぶりの対面で話題も弾む。


大学屋上でフライトの準備。


グラウンドの脇で2台のドローンの準備中。


マルチメディア映画部で培った友情は健在。準備が進む。


在校生(留学生)も見守る中でドローンは離陸した。


二人の仕事を興味深そうに覗き込む城之内教授。


通りかかった中学生も見学。


青空に吸い込まれるドローンの機体。



伊勢湾総合対策協議会環境問題研究会(水質部会)現地研修会が平成27年11月19日(木)に四日市港ポートタワーと四日市港管理組合の巡視船「ゆりかもめ」内で行われ、環境情報学部の千葉教授が講演を行いました。
 
この研修会は環境問題を担当している愛知・岐阜・三重県の行政関係者を集めて行われているもので、当日は約30名の参加者がありました。千葉教授の講演タイトルは「伊勢湾の貧酸素水隗の実態」で、湾の水質と底質の長期的な変化、特に貧酸素水隗の過去から現在までの発生状況、発生原因、今後の予想などについて、観測データやコンピュータシミュレーション結果を用いて詳しい説明がなされました。
 
ポートタワーでの講演後には、参加者全員で「ゆりかもめ」に乗船し、四日市港外(楠沖)と港内での採泥調査を見学しました。当日は北西風が強く、四日市港外に出るとかなり波がありましたが、減揺装置のついた「ゆりかもめ」は快適でした。
 
参加者からは「江戸時代の伊勢湾に貧酸素水隗はなかったのか。あったのではないか。」「大規模な津波が来ると、その後の伊勢湾の環境はどのように変わると予想されるか。」「伊勢湾の表層と底層の水を循環させれば貧酸素水隗は解消できるのではないか。それは出来るか。」など、講演についての質問がありました。
 
また、行政関係者として伊勢湾の環境改善のために今後力を注ぎたい項目について意見交換も行われました。
大変有意義な機会となりました。
 

「ゆりかもめ」への乗船風景

「ゆりかもめ」の船内の様子。窓が大きく、視界が大変良かった。

採取した泥を皆で観察しているところ。



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