四日市大学環境情報学部



交流ブログ

2016年11月2日に廣住講師と学生11名が三重県三重郡菰野町の水田で土壌調査を行いました。
 
この水田では竹林間伐材から作った竹粉肥料の効果を調べるための実験が行われています。今回の調査では竹粉肥料を与えた場所と与えなかった場所で、土壌にどのような違いが生じるかを調べるために行いました。
 




2016年10月26日に廣住ゼミが四日市大学構内にある実験ほ場で土壌調査の実習を行いました。
 
この実習は廣住ゼミに新しく配属された2年生がこれからの研究に必要な土壌調査の技術を知識を身につけるために行いました。土壌調査のための試掘抗は全員で協力して掘りました。2年生は、3年生の先輩から指導を受けて、土壌調査の方法を身につけました。
 



2016年11月25日(金)午後に武本ゼミの2、3、4年生ら9名がいなべ市にある太平洋セメント社を見学しました。この施設は各種セメントの焼成と産業廃棄物の処分を同時に行っており、日本で最大級です。はじめに講義室で説明があり、藤原岳より採掘される良質の石灰岩から各種のセメントを作成していることや、セメント1トンあたり190kgのリサイクル原料を使用していること、また石炭燃料とともに50%の比率でリサイクル燃料を用いていることなどを学びました。関心が高まっている産廃や各種廃棄物の有効利用の状況について知ることができました。セメントは1450℃の高温で焼成するため、ダイオキシン等は排出されないことも知りました。
 
その後、施設を回り、セメント焼成ロータリーキルンの見学では、下水汚泥、都市ごみ、RDF施設の焼却灰、廃プラ、廃タイヤ、碧南火発からの石炭灰、廃油、廃酸、廃肉骨粉、自動車シュレッダーダストなどをトラック1000台/日で搬入し、キルン内への投入していることや、この処理場では1日6200トン以上のセメントを焼成し、製品はトラックや三岐鉄道の貨車で四日市港などから出荷しているとの説明を受けました。
 
学生たちは廃棄物処理の現状について、良い勉強になったと感想を述べていました。
 

講義室での太平洋セメント社藤原工場の概要説明


セメント工場での廃棄物処理方法の説明


工場施設の前(東藤原駅)を走行する三岐電車


廃棄物リサイクルに適しているセメント工場


循環型社会の産業クラスターの中核に



2016年11月18日(金)、19日(土)、22日(火)の午前中に武本教授と高橋元教授、ゼミ生が十四川と鎌谷川、ならびに海蔵川の本支流と上流の竹谷川を調査しました。この調査は学内のセミナー調査研究の一環として行われています。富田地区の十四川は5年ほど前から十四川を守る会と共同で調査しています。今回は秋の渇水期で、朝明川からの導水はなく、流量は少な目でした。
 
内部川の支流で、西山地区を流れる鎌谷川の調査は、西山町自治会の方々と共同で実施しました。上流の廃棄物処分場跡地からの浸出水や、茶畑や流域家庭の排水がこれらの水系の汚染を起こしていることから、本学に共同調査依頼があり、数年来実施されています。
 
海蔵川は4年前から中流と下流で継続調査しており、依頼に基づき昨年度から上流の調査も追加して実施しています。上流の菰野町の養豚場や竹谷川上流の県地区の養豚場からの排水が汚染を引き起こしていることから、県地区市民センターの矢田館長や竹谷川の蛍と桜を守る会と共同で調査実施中です。
 
県地区では高濃度の有機汚濁のため、蛍が減少したり、稲作の稲が被害を受けたりしており、対策が急がれています。なお今年は、被害地域は水稲(昨年は枝豆)を栽培しています。やはりコシヒカリを作付した2圃場では倒伏が発生、しかしその他はキヌヒカリなどの作付のため被害はないそうです。
 

十四川下流:豊栄橋での採水


十四川中流:茂福・北鵤町ゴミ置き場(流量小)


 鎌谷川上流部・水沢町内での採水作業


 鎌谷川中流部のミルクロードの下


 鎌谷川中流部・希望産業のそばで


 県地区の守る会の皆さんと海蔵川上流の大口川へ

 鎌谷川へ注ぐ小水路・遠方は牛牧場


竹谷川の一支流・養豚場から排水流入調査


 県地区の守る会の皆さんと海蔵川上流の大口川へ



平成28年11月11日(金)午後、武本ゼミの教員と学生8名が四日市市新正にある日永浄化センター(市の下水処理場)の見学を行いました。下水処理施設を訪問することで、日頃からゼミで学んでいる汚水処理技術の理解を深めることが目的です。
 
近鉄新正駅に集合し、徒歩で15分あまりの浄化センターに到着し、その後、市の下水処理のうち約50%がここで浄化されていることや、各種処理内容の概要、汚水処理方法などについて、資料、スライドによる説明を受けました。今年4月に供用開始された最新鋭の第4系統については、ステップ流入式の多段硝化脱窒法を用いて窒素を80%除去し、りん除去が必要な汚水はポリ塩化アルミを注入してリン酸アルミとして除去するとのことで、厳しい放流規制に対応する高度処理施設の稼働が始まっていることを知りました。なお、脱水汚泥は焼却の後に焼却灰として、太平洋セメント社へ送り、リサイクル原料となるそうです。
 
その後、第4系統を地下から一周し、複雑な配管が走る中、最初沈殿池、反応槽、最終沈殿池、汚泥脱水機、浄化装置、地上での天白川への放水状況などを見てまわりました。また、従来の第3系統も見学し、学生諸君にとっては初めて見る施設で、日頃からの学習の助けとなったようです。
 

施設についての説明を受けるゼミ生


日永浄化センターの配置図
(第1系統は5月末で廃止に)


第4系統の地上は点検パネルだけ


第4系統は地下から見学


第3系統は地上から見学



2016年10月12日に、神長唯准教授と環境情報学部の学生2名が、名古屋市環境学習センター「エコパルなごや」で開かれた「レジ袋有料化に関する社会調査結果報告会」に出席しました。
 
この報告会では、四日市大学と名古屋市立大学で実施している共同研究の調査結果が初めて公表されました。
 
名古屋市では、2007年10月に緑区を皮切りに、行政と事業者の協定方式によるレジ袋有料化が始まりました。2009年4月に名古屋市内全域に展開されたレジ袋有料化施策は、画期的な取り組みとして全国の注目を集めました。実施9年後の現状を分析するため、今年8月に協定を結んでいる事業者へのアンケート調査を実施しました。
 
この調査報告会では、結果報告にとどまらず、事業者、市民、消費者団体、学識経験者などの関係者に学生が加わって、ごみ問題について広く話し合う場を設けました。当日は愛知・岐阜・三重の東海圏から大学生が多数参加しました。
 
討論結果の取りまとめ役の一人となった環境情報学部4年生の男子学生は、アルバイト先での実体験をもとに、チェーン店では店長の異動が全国区レベルであるため、よい取り組みであっても継続性の難しさがあることなどを指摘しました。神長准教授も、自らが委員長をつとめる「三重県ごみゼロプラン推進委員会」での議論や三重県による調査結果などを紹介しつつ専門的見地からコメントしました。
 
※調査結果(速報値)はコチラ;名古屋市立大学大学院人間文化研究科「地域づくり」ユニット
※当日の様子は中日新聞名古屋版に掲載されました。

当日の様子



平成28年9月4日(日)に定例の吉崎海岸の清掃活動が行われ、約100名の市民が参加しました。当日は台風12号の影響が心配されましたが晴天となり、海からの風(西風)が強く吹く中で、皆で清掃作業を行いました。最近は大きな出水がないせいか吉崎海岸のゴミは少なく、ヨシなどの灌木も拾い集める余裕があり、清掃開始1時間後には綺麗な浜になりました。海岸にはスナメリの赤ちゃんの遺骸が打ち上げられており、改めて伊勢湾におけるスナメリの存在を皆で認識しました。
 
清掃活動後に毎回行われている勉強会では、四日市大学環境情報学部の千葉賢教授が「伊勢湾の環境の今」と題するお話しを行いました。伊勢湾の水質や底質や貧酸素水塊の過去と現状についての説明があり、参加者の皆さんに熱心に聞いていただきました。その後、参加者から「吉崎海岸の干潟造成の今後について」「貧酸素水塊を人為的に減らす方法はないのか」などの鋭い質問もあり、教授も真剣に答えていました。
 
吉崎海岸の清掃活動は今回で93回目(毎月1回)ということで、着実に積み重ねられ、地域に根付きました。海岸のゴミと外来植物も減り、在来の海岸植物の花が咲き乱れる皆が憩える空間になりました。機会があれば、吉崎海岸に出かけてみてはいかがでしょうか。なお、海岸清掃活動は毎月第1日曜日の午前8時から10時まで行われています。お問い合わせは、四日市ウミガメ保存会、または楠地区まちづくり協議会まで。
 

広々とした吉崎海岸。かつては、浜一杯に流木や灌木などのゴミが打ち上げられたことも。


打ち上げられていたスナメリの赤ちゃん。


清掃活動後の記念撮影



廣住講師と学生が栽培したトルコギキョウを学内に展示しています。四日市大学にいらっしゃった際にはぜひご覧ください。
 

正面玄関


教学課カウンター


会計課カウンター


コミュニティカレッジカウンター

※ 観賞適期が過ぎた場合など、花を回収していることがあります。時期などによりご覧いただけないこともあります。その際はご容赦ください。



2016年8月19日(金)と22日(月)の午前中に、武本教授、高橋元教授、大八木講師とゼミ生が、セミナー活動の一環として十四川と海蔵川の本支流と上流の竹谷川を調査しました。富田地区の十四川については5年前から十四川を守る会と共同で調査していますが、今回は真夏の渇水期で朝明川からの導水はなく、流量は少な目でした。海蔵川は3年前から下流と中流の7カ所で継続調査をしており、今回は上流側の5カ所を追加して行いました。竹谷川上流の県地区と海蔵川上流の菰野町にある養豚場からの排水がこれらの水系の汚染を起こしていることから、県地区市民センターの矢田館長や竹谷川の蛍と桜を守る会と共同で実施しています。県地区では高濃度の有機汚濁のために蛍が減少し、稲の被害も発生しており、対策が急がれています。実際にコシヒカリを作付した2圃場では倒伏が発生していました。当日は晴れで、水質の測定と採水を実施しました。

十四川下流:四日市高校の横で採水

十四川中流:茂福のゴミ倉庫下(流量小)

養豚場から竹谷川の支流への排水調査

県地区の守る会の皆さんと海蔵川上流部へ(遠景の田んぼのコシヒカリは一部倒伏していた)

海蔵川上流部ではヒキガエルが水面に口を出していた

上流部の支流では水はきれいになっていた



8月9日(火)に四日市大学環境情報学部の環境専攻(※)がサマースクールを行いました。タイトルは「川の汚れの正体を探ろう!」で、大八木講師とゼミ生2名が担当しました。参加者は自然環境全般に日頃から関心のある生徒さんたちで、積極的な姿勢で取り組みました。
(※)平成29年度カリキュラムから自然環境分野に変更予定。

ガイダンス後、猛暑の中、野外実習でビオトープの採水・計測を行い、午後からは観察実習として、第2実験・実習室にて実体顕微鏡・電子顕微鏡を使って試料の観察・スケッチを行いました。試料は濁度指標のカオリン、有機物の汚れとしての砂糖、イオン性の無機的な汚れとしての食塩の3種としました。その後、実験棟での計測実習として電気伝導度、濁度、CODの測定を行いました。得られた数値がどのような意味を持つのか、自然界ではどのような物質の動きが推定されるのかなど解説を行いました。終了後には井岡学部長から受講証明書が授与されました。

生徒の皆さんの感想は、「見た目の汚れだけではなく、透明だった砂糖のCOD値が高くて驚いた。さらに深く知りたくなった」「電子顕微鏡を使うことができて、とても面白かった」「科学的なものの見方を知って、科学が好きになった」などで、短時間の実習でしたが、良い経験になってくれたようです。

【野外実習】採水・データ記録の様子

 

【計測実習】COD滴定の様子



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