モンゴルの大気汚染調査と環境啓発活動

環境情報学部の武本行正教授、粟屋かよ子教授、高橋正昭教授がモンゴルからの依頼を受けて、大気汚染調査や環境改善のための環境教育活動を行っています。この調査はICETT(公益財団法人 国際環境技術移転センター)の支援を受け、北海道大学、三重大学、四日市看護医療大学の研究者も参加しています。
 
以下に、研究活動の経緯と研究論文と訪問時の写真を紹介します。

経緯:
・2011年2月にモンゴルの国会議員5名が四日市公害の話を聞きに四日市市を訪問した。本学からは武本・粟屋教授が対応し、四日市公害と被害患者の話を行った。

・2011年8月と9月に武本・粟屋教授と当時のモンゴルエコフォーラムの中川事務局長と北大環境科学研究院の宮崎真先生で最初のモンゴル訪問を行った。

・2012年3月に武本・粟屋教授と北大環境科学研究院の石川守・宮崎真先生で冬季の調査のためにモンゴルを訪問した。

・2012年9月にICETTの協力とERCAの地球環境基金を利用して、武本・粟屋教授が再びモンゴルを訪問した。モンゴルの公衆衛生研、日本大使館、JICA、気象庁などを訪問した。

・2012年10月に粟屋教授と三重大学医学部看護学科の竹内佐智恵先生が健康調査の事前準備のためにモンゴルの教育省、厚生省、公衆衛生研などを訪問した。

・2012年12月に健康被害アンケートの回収のために粟屋・高橋教授と三重大の竹内先生と四日市看護医療大学看護学科の伊藤薫先生でモンゴルを訪問した。

・2013年3月に武本・高橋・粟屋教授がゲルストーブの実験のためにモンゴルを訪問した。
 
研究論文:
1.モンゴル・ウランバートル市のPM等大気汚染について、Air-pollution Survey(PM) in Ulaanbaatar city, Mongolia、武本行正、粟屋かよ子、高橋正昭、宮崎 真、石川 守、四日市大学環境情報論集、第16巻、第1号、21-30、2012年9月(pdf
 
訪問時の写真: 

武本教授の講義の様子(2012年9月)

粟屋教授の講義の様子(2012年9月)

ガラー校長(左端)や新モンゴル高校の皆さんとの会食(2012年9月)

清水大使との面会時の様子(2012年9月)

歴史博物館前にて(2012年9月)

ウランバートル市の風景:山の稜線下に大気汚染層があり霞んでいる。(2012年12月)

53番学校での啓発講演(2012年12月)

エコクラブの生徒たち(2012年12月)

2012年12月のモンゴル訪問団のメンバー7名(ホテル前で)

ゲルの前で大気観測方法を説明(2013年3月)

ゲルで使用される石炭ストーブから出る排気ガスを調査(2013年3月)

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