4月23日、四日市公害裁判の原告の一人である野田之一さんに環境特殊講義で講演を行っていただきました。環境特殊講義では、4月から7月までの毎週火曜日に、環境問題に深い造詣や経験をお持ちの方々を講師としてお招きして、公開講義を行っています。学外の方も無料で参加が可能です。
今回は前週にあらかじめ学生から質問を集め、この質問表に沿って野田様に自己の思いを語ってもらう形で講義は進められました。公害裁判の勝利を契機として環境が大きく改善されたことや、今でも魚介類が減少しているが、諦めてしまった漁師が多いことや、これからも環境を守ることの大切さなど、熱い思いが語られました。

講義風景