第3回目となる「四日市大学と地域を考える懇談会」(旧名は「四日市大学がもっと地域のお役に立てるには」懇談会)が2013年5月17日(金)に四日市大学研究機構で行われました。
地域の皆様6名、大学教職員4名、学生2名の合計12名が参加し、各自から話題を提供して自由に議論しました。今回の話題の概要は次の通りです。
・ナレッジシティ四日市構想(四日市市の自治会を活性化するために、四日市大学が核となり、自治会長要請講座やスマホやPCの利用方法講座などを実施し、自治会内や自治会相互の交流を活発化したり、合意形成を迅速化する。)
・市民による市民のための観光推進(四日市大学主催で地域の観光資源を発掘する講演会を開催し、市民も講演者として加わり、地域観光を推進する。)
・旧東海道周辺の観光資源について(地図を用いて、多数の史跡等の説明があった。桑名から伊勢まで歩いて史跡を紹介するツアーがあり、今会議に参加した方々が四日市の案内人として協力した。)
・成年後見人制度に関する東村教授の講演について(5月26日にアスト津4Fで開催。)
・第2回八風かよう寄席の開催(9号館1階で落語高座を5月22日に開催する。9号館1階を皆の溜まり場にしましょう!)
・四日市大学に落語研究会を作る(計画が進行中。)
・ふるさとキャリア塾の開催(まちづくり、文化振興、防災、環境、エネルギー、産業振興、男女共同参画、人権など、地域の課題について大学関係者が基調講演を行い、地域の方々と議論する。)
・動画の制作講習会の開催(メディアネット四日市が中心になり、四日市大学生に動画の制作方法を講習し、プレゼンテーション技術を高めさせる。)
約3時間にわたり、熱い議論が交わされ、有益な意見交換ができました。
参加いただいた皆様、ありがとうございました。
次回の四懇は6月に開催予定です。

四懇の様子(四日市大学研究機構)

第3回目となり、かなり具体的な話題の議論が出来るようになりました。
今回までは二、三か月に一度開催して来ました。次回から毎月開催の予定です。今までの懇談会で提案された事項のいくつかは具体的に実施され、効果をあげています。今回の提案でも、すぐに実行して地域の皆様に四日市大学が知の拠点としてお役にたてることがいくつも含まれています。社会連携センターに地域から期待されていることを先取りしてきたと思います。