環境特殊講義「ICETTの設立経緯と実績」吉田常務理事

 平成26年4月10日に9101教室で今年度第1回目となる環境特殊講義が行われました。この講義は学外で活躍されている環境分野の専門家・実務家などを講師としてお招きして、現実の環境問題やその状況を講義いただくものです。環境情報学部の2年生を対象としたものですが、一般にも公開して実施しています。今年度の講義一覧については、このページをご覧ください。

 第1回目の講義名は「ICETTの設立経緯と実績」で、ICETT(公益財団法人 国際環境技術移転センター)の吉田尚司常務理事に講師をご担当いただきました。講義では、まず最初に1990年に前身の「財団法人 環境技術移転センター」が出来るまで、また、2011年に現在の公益財団法人になるまでの経緯の話がありました。

 その後、ICETTの活動内容について話題は移り、海外からの技術者の研修、各種の調査・研究、交流事業(地球環境塾やCTI)、情報提供・普及啓発事業などについて、それぞれ詳しい話がありました。これまでに非常に多くの研修生を受け入れ、過去の研修生たちが各国の環境分野で活躍していることや、最近は海外の環境ビジネスと国内産業を結びつける仕事にも力を注いでいること、CTI(気候変動防止技術イニシアティブ)という国際機関の事務局を担当していることなどを図や写真を使いながら紹介していただきました。

 一般参加者からは「ICETTという組織の全体像が良くわかった。聴講に来て良かった。」「分かり易い説明で、とても良かった。」「環境特殊講義に初めて参加したが、とても有意義なので、是非続けて欲しい。」などの言葉をいただきました。

 環境特殊講義は四日市大学の社会貢献活動の一環として実施しており、どなたでも無料で聴講可能です。これから7月末まで14回の講義を予定しています。多くの皆様の参加をお待ちしています。
 

講義を行う吉田常務理事


講義室の様子

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