環境情報学部1年生全員が竹林の間伐作業を体験

平成26年4月16日(水)に環境情報学部の1年生全員が大学キャンパスの竹林で竹の間伐作業を体験しました。これは、必修授業である環境情報学概論Ⅰの中で行われたものです。同授業は環境情報学部生として身に付けて欲しい、環境・情報・メディア分野の基本的な事柄を学ばせるもので、座学とフィールド実習が組み合わされています。
 
この竹間伐の体験授業は、大学キャンパスの竹林整備を進めているNPO法人PPK四日市(代表・植松正弘様)のご協力を得ました。1年生は10名程度のグループに分かれ、PPK四日市の講師の皆様の指導の下で、ノコギリを使って実際に竹を切り倒したり、倒した竹の枝払いをしたり、適当な長さに裁断して塀のように一箇所に積み上げる作業などを行いました。
 
ノコギリを使った経験がなく、力の入れ方や身体の使い方がわからない学生も多くいましたが、次第に慣れてゆきました。10mほどの高さに育った竹を切り倒す作業は迫力があり、爽快感もありました。多くの日本人学生が何をして良いかわからないという中で、日頃は控えめなアジアからの留学生たちが、元気に活躍している場面も見られました。
 
身近な自然環境問題である里山への竹の侵出と、竹林整備の必要性と、その方法を学ぶことが出来たと思われます。間伐体験の後には、ヒョコヒョコと顔を出してきたタケノコ掘りも楽しみました。PPK四日市や四日大エコ活動(学生活動)により数年前から整備されてきた竹林には十分な隙間と空間ができ、日差しも差し込むようになっています。そのお蔭で、タケノコの数も増えて来ました。タケノコを掘り出して喜ぶ学生達と、指導教員、PPK四日市の講師の皆様の笑顔が印象的でした。

PPK四日市の講師の方々の指導を受けて、ノコギリで竹を間伐した。


交代で竹を切り倒した。周囲で見守る学生たち。


切り倒した竹は裁断して積み上げた。


日頃は日本語の授業に苦労している留学生たちが、笑顔で一杯だった。


このあたりは、まだかなり竹が密集しており、間伐が必要だ。女子学生も作業を楽しんだ。


PPK四日市の植松代表の指導の下で、枝払いも体験した。


おいしそうにアチコチで顔を出したタケノコ。今年は豊作のようだ。


掘りだしたタケノコを使って、竹の根の張り方を説明していただいた。

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