環境特殊講義「人工林の資源管理と森林の働き」

平成26年5月30日(金)910教室で第8回目となる環境特殊講義が行われ、三重県林業研究所の主幹研究員である野々田稔朗様に「人工林の資源管理と森林の働き」というテーマで講師を担当していただきました。
 
講義の内容は日本の森林の現状や人工林急増の歴史的背景の話から始まり、森林の持つ生物多様性保全・土砂流出防止・二酸化炭素固定・水源涵養などの機能の話しを踏まえつつ、次第に講義の中心テーマである間伐の役割・効果・方法などへと移ってゆきました。
 
森林学や林業の基本的な知識とともに、間伐の効果に関する最新の知見やデータを学ぶことができ、大変内容の濃い講義になりました。野々田様、大変ありがとうございました。
 
学外から参加された一般聴講者からは、「素晴らしく面白かった。それにしても鹿害を何とかしなければ。」「間伐の必要性を非常に理解できた。公的な補助金なしで(間伐)できる体制づくりが必要なのでは。コメ作りと同様と思います。」などの声が聞かれました。
 

講義を行う野々田主幹研究員


講義室の様子


間伐の機能を説明する野々田氏

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