平成26年7月26日(土)に「JAXAコズミックカレッジin四日市」が四日市大学で開催されました。これは「四日市こども科学セミナー」の行う企画の一つで、四日市市教育委員会が主催し、四日市大学が後援しています。この企画では、ペットボトルロケット(水ロケット)の制作を通じてロケットの仕組みやJAXAの活動を子供たちに理解してもらうことを目的としています。
50名の定員に対して180名程の応募があり、抽選で選ばれた親子が参加しました。最初に、四日市博物館の谷岡館長(元総合政策学部教授)からお話しがあり、続いてJAXA講師の指導で水ロケットの制作に取り掛かりました。ペットボトルを2本組み合わせて、それに翼や重り(粘土)や先端コーンや発射用ガイドを取り付けてゆきました。約1時間の作業で完成しました。
昼食後、四日市大学の天然芝のグランドで発射競技が行われました。10基のランチャーに水ロケットをセットし、合図に合わせて発射しました。飛距離100mを超える機体も数多くあり、最長飛距離は120mでした。
参加した子どもたちは、水ロケット機体の格好良さを喜び、その飛距離に驚いていました。子供たちに科学の楽しさを伝えるという目的は十分に達したと思われます。
この企画に、四日市大学からは学生5名(環境情報学部:北川菜々美さん、豊田美波さん、中川真優さん、シュレスタ・プラカシュ君、経済学部:大畑将叶君)が参加し、会場案内、ロケットの制作の手伝い、発射の運営を行いました。学生の皆さん、ご苦労様でした。

水ロケットの制作を進める親子の皆さん

JAXA講師の元で水ロケット制作は楽しく進んだ

子供たちは水ロケット制作に一所懸命に取り組んだ

いよいよ発射だ。水ロケットをランチャーに取り付けた。学生スタッフも手伝った。

発射の瞬間

落下したロケットに駆け寄る子供たち

最長飛距離120mを記録した子供に表彰状が贈られた。