文科省の「地(知)の拠点整備期事業」に関する本学の研究活動(一人1プロジェクト及び協創ラボ)として、北勢地域のグリーンツーリズムに関する調査を実施しています。平成26年12月20日(土)には「いなべ市企画部様」のご支援のもと、関係メンバーで同市の観光資源を見学しました。参加者は四日市大学自然環境教育研究会から3名(保黒様、石田様、長谷川様)、陽光ビオファーム1名(福岡様)、経済学部教員1名(東村教授)、環境情報学部教員2名(武本教授、千葉教授)環境情報学部生4名(伊藤君、近藤君、豊田さん、永井君)でした。
18日に大雪が降り、幹線道路の路面を除き、多くの雪が残っていました。また午後から強い雨になり、少し大変な見学になりましたが、いなべ市の貴重な観光資源を自分達の目で見ることができました。いなべ市には公園、農地、山・川・滝などの豊かな自然資源に加えて、歴史的建築物、古民家、神社仏閣などの文化資源がたくさんあります。これらを活かしたグリーンツーリズムを企画することが、今後の目標になります。
西藤原の聖宝寺の近くでは、鹿が道端から飛び出して来て、我々を驚かせました。東林寺の境内には、無数の獣の足跡があり、また、周辺の家や畑は獣害対策のネットで覆われており、里山の動物と人々の共存する暮らしと、生活の厳しさを実感できました。参加した学生達も、いろいろ感じるところがあったようです。

阿下喜の街中にある歴史的建築物・桐林館

二ノ瀬地区にある古民家

参加した学生たち(カメラのストラップが邪魔していますが。。。)

もみじ祭りを終えたばかりの聖宝寺も雪に埋もれていた