2015年4月17日(金)午後に、武本ゼミの3・4年生ら14人が三重県保健環境研究所を見学しました。この行事は毎年、この時期に施設が一般開放(今年は4月13日~4月19日)されることから実施しています。普段は内部見学できない施設です。
はじめに、屋上の放射線モニタリング装置の前で、原発事故以来、関心が高まっている放射線の状況や測定方法についての説明を受けました。次に所内にある危険性の高い微生物を取り扱うバイオセーフティルーム(微生物安全実験室)、食品中の有害物質の検査を行う衛生研究室など見学しました。
また、同研究所環境研究課で日常業務に使用している各種水質分析装置、ICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析計)、GC-MS(ガスクロマトグラフ質量分析計)、リアルタイムPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)装置、光学式の位相差顕微鏡や電子顕微鏡分析装置、蛍光X線分析装置などの最新機器を見学し、環境モニタリングの現状と方法を学ぶことができました。
この他に、三重県環境学習センターや隣接する国際環境技術移転センターにも立ち寄りました。
三重県保健環境研究所の皆様、大変、お世話になりました。