2015年12月1日(火)、環境情報学部専門科目「四日市公害論」(担当教員:神長准教授)に野田之一さんをゲスト講師としてお招きしました。
野田さんは磯津出身の元漁師で、四日市公害訴訟の原告のお一人として、これまで半世紀以上、公害と闘い続けてきました。現在も精力的に地元の小学校などに出向き、四日市公害の「語り部」活動を続けていらっしゃいます。
この講義では、四日市公害について学んでいる環境専攻の学生ら約30人を前に、漁民一揆や公害裁判を起こした当時の想いなど、多岐にわたってお話しくださいました。
受講生の中には中国やネパールからの留学生もおり、ふだんの講義とは異なるゲストスピーカーの登場はおおいに刺激になったようです。