2016年5月27日(金)に武本教授と高橋元教授、及び、武本ゼミの学生が海蔵川の本支流と上流の竹谷川を調査しました。竹谷川上流の四日市市県地区と菰野町には養豚場があり、そこからの排水がこれらの水系の汚染を引き起こし、県地区では高濃度の有機汚濁で蛍が減少したり、稲作の稲が被害を受けたりしています。
この調査はセミナー教育の一環として3年前から続けているもので、今回は調査地点を昨年までの7ヶ所から11ヶ所に増やしました。天気は晴れ時々曇りで、それほど暑くはなく、学生たちは頑張って水質測定と採水を行いました。調査には、県地区市民センターの矢田館長、竹谷川の蛍と桜を守る会、県地区の皆様にご協力いただきました。

海蔵川上流の一支流へ養豚場から排水が流入

県地区の守る会の皆さんと排水口上流の調査

支流の竹谷川上流での採水作業

海蔵川上流部での採水、河床に赤いイトミミズ

透視度の測定。養豚排水の下流で30cmだった。