2017年2月16日(木)と17日(金)の午前中に武本教授と高橋元教授、ゼミ生が十四川、ならびに海蔵川の本支流と上流の竹谷川・大口川を調査しました。この調査は学内のセミナー調査研究の一環として行われています。
富田地区の十四川は5年ほど前から十四川を守る会と共同で調査しています。今回は冬から早春の導水期で、朝明川からの流入水があり、流量は多めでした。海蔵川は4年前から下流と中流で継続調査しており、一昨年度調査依頼があった上流側も追加して行われています。
海蔵川上流の大口川(菰野町)にある養豚場や竹谷川上流の県地区の養豚場からの排水が水系の汚染を起こしていることから、県地区市民センターの矢田館長や竹谷川の蛍と桜を守る会と共同で調査実施中です。県地区では、高濃度の畜産排水有機汚濁のため、蛍が減少したり、稲作の稲が被害を受けたりしており、対策が急がれています。

十四川下流:豊栄橋での採水

近鉄富田駅そばでの調査風景

十四川中流:茂福の北鵤町ゴミ置き場下(流量あり)

中流部のスーパーサンシすぐ下流で

県地区市民センターでの打ち合わせ(奥が矢田館長)

竹谷川の一支流で上流の養豚場から排水調査

県地区の守る会の皆さんと海蔵川上流の大口川へ