平成29年4月19日(水)の環境情報学概論Ⅰで、恒例となった竹林保全の体験授業を実施した。四日市大学キャンパスの周囲の里山では、孟宗竹の拡大が著しく、その管理をボランティア組織であるPPK四日市(代表、植松正弘様)に依頼している。この日の授業では、PPK四日市の皆様が講師となり、環境情報学部1年生全員に竹林保全の意義、間伐の方法、注意点などを教室で伝えた後に、里山に入り、実際に竹の伐採やタケノコ掘りなどを体験した。
1年生は班に分かれて、竹林の各所に移動し、10m以上に伸びた大きな孟宗竹を、全員が交代でノコギリで切り倒し、また、伐採後の竹を枝打し、一定長さで分断して竹林内に積み上げました。伐採後には皆でタケノコを探し、スコップを使って掘り出しました。
今年のタケノコは不作のようでしたが、それでもほとんど全員が自分の力でタケノコを掘り出し、歓声を上げていました。
環境情報学部では、このような現場実習を多く取り入れ、環境問題を経験を通じて理解する教育を進めています。