2017年5月24日(水)午後に環境情報学部の武本教授と高橋元教授、ゼミ生らが海蔵川の本支流と上流の竹谷川・大口川を調査しました。
武本セミナーは4年前から継続的に海蔵川の中・下流で調査を実施しており、一昨年度から上流側も追加しました。海蔵川上流の大口川(菰野町)や竹谷川上流の県(あがた)地区に存在する幾つかの養豚場からの排水が水系の汚染を起こしていると考えられるためです。
県地区では高濃度の有機汚濁で、蛍が減少したり、稲作に被害が出ており、対策が急がれています。今回の調査では水田の水面に藻類が繁茂して、富栄養の状態を示していました。
なお、本調査は県地区市民センター(矢田館長)と「竹谷川の蛍と桜を守る会」と共同で実施しています。