四日市大学エネルギー環境教育研究会主催の「農業塾」が本年4月に開校し、6月16日(土)に第3回目の授業が行われました。「農業塾」では、環境に優しい農業で、栄養価の高い野菜や、おいしいコメをつくることを、若手就農者、一般市民、学生に教えています。講師は農業指導に長年の経験をお持ちの伊藤嘉洋様で、受講生は市民約10名、環境情報学部の学生5名、教員2名です。
今回の授業では、午前中に畑でキュウリとナスの剪定と摘心、畝間(畝と畝の間)へのもみ殻堆肥の敷詰め、支柱組みとネット張り、トウモロコシ苗の間引きなどを学びました。キュウリとナスの剪定・摘心は、コツが掴めず、少し難しい部分もありましたが、爽やかな天気の中で、皆でおしゃべりをしながら取り組みました。学生たちも若さを生かし、力の要る仕事などを積極的に熟していました。
午後は農業理論の講義で、これから行う土づくりの方法と、その効果の説明や、強い野菜作りや病害虫を防ぐための液肥作りの方法などの話がありました。皆、真剣に聞き入っていました。畑では、キュウリとナスの実がつき始め、これからの収穫が楽しみです。

農作業を前に、講師の説明を聞く受講生の皆さん

実をつけ始めたキュウリ

支柱組み、畝間への堆肥の敷詰め、パクチーの間引きなどを行っているところ

午後の講義