2018年7月14日にオープンキャンパス「学問体験編Ⅱ」を開催しました。梅雨明けの強い日差しの照りつける四日市大学キャンパスに、多くの高校生とご家族の方々がご参加されました。大学の講義と同じ90分間の模擬講義を、廣住講師(自然環境分野)、井岡教授(メディア情報分野)、木村教授(メディア情報分野)が行いましたので、以下、ご紹介します。
「花や野菜、フルーツをはかる」(廣住講師)
〈概要〉花屋には花束が、スーパーには野菜やフルーツが並んでいます。これらをよく見ると、それぞれ形や大きさが違うことに気づきます。工業製品と異なり、ひとつひとつ違う農作物の品質はどのように管理されているのでしょうか。この模擬講義では、花や野菜やフルーツを実際に測定して、その方法を学びます。

果物・野菜を前に、実験手順を講義

サイズと質量の測定後、果肉をミキサーで砕いて果汁を濾過

濾過された果汁の糖度を計測中
「スマホのゲームを作ってみよう」(井岡教授)
〈概要〉Enchant.jsと呼ばれるゲーム開発用のソフトを利用して、Webブラウザ上で動く簡単なゲームを作ります。スマホでも楽しめる様に、画面タッチで操作できるボタンも配置しました。プログラミングは初めての人でも分かるように、丁寧な説明で授業は進められました。

Webブラウザで動作を確認しながら、テキストエディターでプログラムを入力

プログラムの意味を1ステップごとに確認しながら進め、全員がスマホゲームを完成!
「映像制作に挑戦!――マルチスクリーン」(木村教授)
〈概要〉マルチスクリーンは画面をいくつかに分け、各々に異なる画像を映し出し、多面的表現を試みる映像技法です。スマホで撮影した映像を素材にして、この技法を使って映像作品を作りました。

スマホで撮影した映像をタイミングよく再生

皆のスマホでマルチスクリーン再生した映像を撮影