廣住准教授の研究室に所属する学生が、温泉水を自動的に灌漑する装置を製作しています。
廣住准教授の研究室では、温泉資源を活用した地域ブランド農作物の創出を目指した取り組みを行っています。塩濃度の高い温泉水を与えて栽培することで、糖度が高く、ミネラル分も豊富なトマトをつくることができないか、実験を進めています。
これまでの2年間ではポット栽培やハウス土耕栽培などでトマトの温泉水栽培の実験を行ってきました。今年は愛知県農業総合試験場が開発した「袋培地栽培法」を参考に、より本格的な方法によるトマトの温泉水栽培に取り組む予定です。現在、ポリタンクとドリップチューブを使って、一定量の温泉水を自動的に灌漑するための装置を製作しています。


