廣住准教授の研究室に所属する学生が、温泉水灌漑で栽培しているトマトを収穫し、果実の品質と成分の分析を始めました。
この実験では、温泉資源を活用した地域ブランド農作物の創出を目指し、塩濃度の高い温泉水を与えて栽培することで、糖度が高く、ミネラル分も豊富なトマトをつくることに挑戦しています。
収穫したトマト果実は大きさ(質量)を測定したあと、フードプロセッサーで粉砕し、果汁を濾過しました。濾過した果汁は、糖度・酸度などを測定しました。糖度は屈折式糖度計で、酸度は滴定でそれぞれ測定しました。そのほか、果汁に含まれるミネラル分や抗酸化成分などを測定する予定です。


