今年、開通60周年を迎える御在所ロープウエイと連携し、8月17〜19日に
野生動物学研究室のメンバーで「生き物ウォーキング」というイベントを開催しました。
御在所岳山上公園にある、ございしょ自然学校から徒歩で約1時間、公園内を散策しながら、生き物を探しまくるというイベントです。3日間で30組約40名の方が参加してくれました。
アキアカネ、アカハライモリ、スズタケ、ブナ、イワカガミ、ノウサギ、ニホンジカ(足跡・食痕)。分類群は特定せず、見つけた生き物を片っ端から記録していきました。
やや無茶振りだったかもしれませんが、3年生のゼミ生にも、チェックポイントで説明をしてもらいました。人前でプレゼンするというのは勇気がいることです。最初は少しハラハラしましたがやはり回数を重ねるに従ってどんどんうまくなっていきました。
一通り見て回ったら、自然学校内に戻り、これまでセンサーカメラで撮影された哺乳類の動画を紹介し、シカが増えすぎていてこれから何らかの対応をする必要があるという話をして終わりにしました。
最終日のイベント中、ノウサギがひょっこり姿を見せてくれ、私も参加者も大喜びでした。
初めての試みでしたが、まずまずの内容だったように思います。今後もこのような環境教育イベントを実施しながら、よりよい環境教育とはどのようなものなのか、模索し、研究テーマの一つに加えていければと思います。








