ESLで大学院進学をめざす学生たち(樋口)

四日市大学では、全学的な施設としてEnglish Support Lounge (ESL)を設置し、学生に日常的な英語使用の機会を提供するとともに、様々な学習支援を行っています。

ESLの利用者は意欲の高い学生が多く、各学生のニーズやレベルに合わせた、きめ細かい学習を実施しています。

ESLでは、大学院受験をめざす学生のための学習支援も行っています。今年度は、環境情報学部に所属する3人の学生が、週1回、集まってESL担当者とともに学習しています。全員、生命科学ゼミ(牧田准教授)に属する中国出身の留学生であるソンメイテツさん、リュウシラさん、リュウカンヨウさんです。3人は、前期開始直後から参加し、夏休み期間中も続けています。コロナのためにオンライン学習になったこともありましたが、一度も休まずに全員が皆出席です。

学習は、テキストの音読と読解を中心に進めています。テキストとして主に使用する、Learning to Live with the Environment (2008)は、環境情報学部で長く教鞭を取られた新田義孝名誉教授が在籍中に出版されたものです。生命誕生や気候変動、森林破壊など、環境に関する基礎的かつ重要な内容が盛り込まれ、まさに内容重視型の英語学習が実現できています。

参加者3人は、日本入国後は英語学習から離れていたこともあり、最初は不安もあったようです。しかし、熱心な学習態度が功を奏し、めきめきと力をつけてきています。3人とも勉学に前向きで理解するまで精読するため、毎週1回の学習時間は活気が溢れています。

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