答志島奈佐の浜で海岸清掃(千葉)

「22世紀奈佐の浜プロジェクト」が主催する答志島奈佐の浜での海岸清掃活動が2019年10月13日(日)に実施されました。愛知、岐阜、三重県から大型バスで各約50名が、現地集合で約50名が参加し、総勢で約200名の規模となりました。

台風19号で開催が危ぶまれましたが、天気予報から開催を決めた判断が正しかったようです。台風の吹き返しの風が大変強かったですが、朝から快晴となり、午前10時には答志島桃取港に到着し、奈佐の浜で約1時間の清掃活動を行いました。午後からは一般の部、学生交流会、子供たちの部に分かれて、それぞれの活動を行いました。

四日市大学からは14名の学生が参加し、活動を盛り上げました。地域の環境問題に実際に触れるとともに、学生交流会では 合計約80名の学生(岐阜大学、中部大学などの大学生、白子高校、岐阜聖徳学園高校などの高校生)と触れ合い、貴重な経験を積む機会になりました。

お世話頂いた 「22世紀奈佐の浜プロジェクト」と答志島桃取町の関係者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

一行が到着した直後の奈佐の浜の様子。前日までの台風の影響か、かなりのゴミが漂着していた。白い円筒状のものは筏で使い終わった発泡スチロール製のフロート(浮力体)。これが朽ちて、マイクロプラスチックの粒になるため、早めの撤去が必要だ。清掃活動では真っ先に撤去した。
活動時間は大潮の干潮時にあたり、浜は広くなっていたが、台風の吹き返しによる北西風が大変強く、ゴミ袋が飛ばされそうになるのを押さえながら作業を続けた。高校生が階段に並び、バケツリレー方式でゴミを防波堤上部に持ち上げた。参加者が一体感を感じた時間だった。もっと長時間ゴミ拾いをしたかったという声が聞かれた。 写真撮影:森一知様
自分の身体ほどもある発泡スチロール製のフロートを抱えて片づける女子学生(千葉ゼミ2年の清水さんと高木さん)
海岸清掃終了後に皆で記念撮影した。今年は若い人たちが7割近くおり、賑やかで元気な撮影となった。 写真撮影:川野宏様
約1時間の清掃活動を終えた後の浜の様子。大きな流木は再漂流しないように防波堤の近くに寄せた。大人数の活動は凄い威力で、大半のゴミは綺麗に片付いた。
午後の交流会では、学生達が「いい川・いい川づくりワークショップ」で入賞したことを報告した。中部大、岐阜大、四日市大学の混成チームだ。 四日市大学生は マイクを持っている平野君(4年)、ポスターを持つ浅井君 (4年) 、寺井君 (3年) 、高木さん (2年) の顔も見える。写真撮影:森一知様
約80名が参加した学生交流会の様子。 写真撮影:森一知様
一般の部では約1時間ほど、千葉が話題提供し、皆で海洋プラスチック問題を議論した。岐阜県や三重県の小中学校や高校で同問題の教育が行われ始めたことの報告もあり、「22世紀奈佐の浜プロジェクト」活動の輪が広がっていることを実感できた。 写真撮影:川野宏様

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