高松干潟のイソシジミガイを採取し、消化管のマイクロプラスチックを調査(千葉)

千葉研究室では伊勢湾の海岸、海面、海底のマイクロプラスチック汚染を調査しています。この度、3年生の1名が卒業研究のテーマに伊勢湾の魚介類体内のマイクロプラスチックの調査を希望したため、まずは手に入り易い干潟の貝類から始めることにしました。

2020年11月12日(木)の午前中の干潮時に高松干潟を訪れて、イソシジミガイ(写真、通称アケミ貝)を採取しました。最初は小さな貝しか見つりませんでしたが、場所を変えて探してゆく中で、大型の貝が生息している場所を見つけ、そこからはあっという間に沢山の貝を採取できました。

当日は天気に恵まれ、風もなく暖かで、絶好の潮干狩り日和でした。広々とした干潟には、数名の人(釣り人と貝掘り)と渡り鳥だけ。ひたひたと潮が満ちてくる大自然の営みと感じながら、楽しく作業を進めました。

これから貝の体内のマイクロプラの分析に入ります。結果が出たら、また報告します。

イソシジミガイを探す学生
採取したイソシジミガイ

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