自然環境分野の中間発表会を実施(千葉)

環境情報学部は専門教育に力を入れており、その中で、卒業研究は最も重要な部分です。学生たちは3年生から研究室に配属になり、卒業研究に向かって勉強や調査や作品作りを始めます。自然環境分野では、地域の環境問題を主な対象として、野外調査、実験室での分析などを繰り返して、環境問題の改善に役立つ新たな科学的知見の獲得を目指して研究してゆきます。そのような現実社会と向き合った研究の体験をすることで、これからの持続可能社会で活躍する能力を獲得出来ると考えています。

コロナ禍は続いていますが、学生たちは感染を避けながら熱心な研究を続け、2021年7月27日(火)に中間発表会の日を迎えました。28名の学生たちは、ここまでに取り組んできた、それぞれの研究課題の内容をまとめ、後輩の学生たちも聴講に来ている中で、立派に発表しました。

研究課題は、野生動物調査(カエル、コウモリ、モグラ、大型哺乳類、イエネコ)、水質調査(北勢地域のマンボ、名古屋市猪高緑地の池)、プランクトン調査(伊坂ダム)、園芸植物の育成管理法、マイクロプラスチック調査(吉崎海岸、北勢地域の河川、マイワシ消化管、洗濯機の排水、伊勢湾海底)、ドローンを用いた特定外来植物調査など多岐にわたりました。

これから学生たちは夏季休暇に入りますが、1月末の最終発表会に向けて、卒業研究は続きます。学生の皆さん、自分でも納得できる成果を出せるように頑張ってください。教員もしっかりサポートしてゆきます。

津市の水田と渓谷のカエルの調査結果を発表する学生
大型哺乳類の調査結果について発表する学生

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください