冬のエコフェア(高校生の環境活動発表会)

2019年12月21日(土)に「冬のエコフェア・高校生の環境活動発表会」を実施しました。三重県と愛知県から6団体(5高校)が参加し、日頃積み重ねてきた環境活動の様子や成果を発表しました。参加者数は高校生と教諭を合わせて41名、一般参加者と大学側参加者を合わせて約40名でした。1時間の総合討論では、互いに質問し、コメントし、活動内容について理解を深めました。

プログラムは次の通りです。

各団体の授賞名と授賞理由

団体名四日市中央工業高等学校理科部
発表タイトル池干し・外来種駆除活動報告
授賞名環境保全賞
授賞理由四日市市内で4回の池干しを実施し、外来生物の駆除など、地域の環境保全に役立つ活動を行った。
予稿四日市中央工業高等学校理科部予稿
団体名四日市四郷高等学校~山の山場~
発表タイトル登山の魅力はどこにあるのか
授賞名環境科学賞
授賞理由感情値という新しい指標を提案し、8回の登山で部員のデータを記録し、上りと下りの感情値を統計的に分析した。登山の魅力を科学的に捉える工夫を行った。
予稿四日市四郷高等学校予稿
団体名津商業高等学校
発表タイトル環境問題:新しい時代に若者の生き方を考える~人口のドーナツ化から都心回帰,そして限界集落の再興~
授賞名発表技術賞
授賞理由日本社会の抱える非常に大きな問題を真正面から取り組んだ。発表にはイラストを取り入れ、説明も明朗で大変分かりやすかったので発表技術の面でまずは評価した。発表した高校生は、将来的に限界集落に住むことも視野に入れているようで、大変頼もしかった。
予稿津商業高等学校予稿
団体名四日市中央工業高等学校都市工学科
発表タイトル小さな循環型社会と木工技術の伝承
授賞名循環型社会賞
授賞理由地域の文化と伝統技術の伝承に高校生が取り組み、地産木材の利用による循環型社会を作ろうとする取り組みであり、循環型社会賞が相応しい。今後はさらにSDGsも意識して活動されることを期待する。
予稿四日市中央工業高等学校都市工学科予稿
団体名愛知県立南陽高等学校Nanyo Company
発表タイトルエシカル消費で未来が助カル!3つのエシカルpiece
授賞名SDGs賞
授賞理由フェアトレード、カーボン・オフセット、COOL CHOICEを組み合わせ、不要になった果物を利用した商品開発を行うなど、目覚ましい活動を行って来た。その活動は地域の人々の環境啓発にも役立っており、SDGs賞に相応しい。
予稿愛知県立南陽高等学校予稿
団体名三重高等学校 秋の遠足実行委員会有志
発表タイトル大台町(旧宮川村地域)での学び
授賞名ESD賞
授賞理由近隣地域である大台町で、地域の自然・産業・医療などについて学んだという内容だった。地域を学ぶことの重要性を高校生が知ったということで、ESD賞が相応しい。今後は学んだことを発信したり、高校生主体の活動が加わってゆくことを期待したい。
予稿三重高等学校予稿

開催案内チラシはこちらからダウンロードしてください。

コメントは受け付けていません。