四日市こども科学セミナーに参加(千葉賢)

平成24年8月8日(水)に行われた四日市こども科学セミナーに環境情報学部の学生8名がアシスタントとして参加しました。このイベントは四日市市教育委員会が主催し、子供たちに理科の楽しさや宇宙の不思議さを伝えることを目的としています。会場は四日市文化会館です。
 
当日は、午前に「ものづくりのまち四日市」と題して、コンビナートの企業群がブースを展示し、そこで分かり易い実験を行い、子供たちを楽しませました。午後にはJAXA(宇宙航空研究開発機構)の平林久先生による宇宙クイズが行われ、渡辺克己氏による軽妙なナレーションも加わり、多数集まった子供たちを大いに盛り上げました。子供たちからの質問は専門家も答えにくい「宇宙の不思議さ」に迫ったものが多く、また質問が多すぎて時間内には応じられないほどの活況でした。
 
このセミナーは今年度が第1回目です。四日市市はこれを長期的に続ける計画で、田中俊行市長や田代和典教育長も挨拶の中でその点を強調されていました。そのために、今後は地域でセミナーを支えてゆく運営形式を検討するとのことです。
 
今回、四日市大学は学生が参加したのみですが、地域の高等教育機関として、子供たちの理数教育への協力を求められています。この分野では、既に本学の関孝和研究所が「ひらめきときめき」などの取り組みを進めていますので、それを機軸にした展開も考えられるのではないでしょうか。
 

子供たちを班分けしてブースに案内する森野直行君(環境情報学部2年生)。


 

(株)タートルエデュケーションによる「子ども科学捜査隊」ブースで案内する近藤勇人君(環境情報学部2年生)。


 

東ソー(株)提供による「コースターの制作」ブースの様子。子供たちは創意工夫によりオリジナルコースターを制作した。小入道君などの力作もあった。


 

JAXAによる講演の受付をする環境情報学部の学生(石川蓮君、伊藤和成君、加藤優実さん、近藤勇人君、辻浩明君、西政紀君、西岡大輝君、森野直行君)たち

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