2013年5月26日(日)に鈴鹿山脈のブナ林毎木調査を実施し、四日市大学自然環境教育研究会メンバー6名、環境情報学部生8名(1年生3名、2年生3名、3年生2名)、卒業生1名(後藤朱実さん)、教員1名(千葉)が参加しました。
当日は、晴れのち曇りの天気予報でしたが、晴れは午後まで続き、気持ち良く登山や作業を進めることができました。特に、今回参加した1年生3名と3年生2名は初めての調査で、新鮮な体験になったと思われます。
途中の登山道では、沢からカエル(種類不明)の大合唱が聞こえ、調査地点ではオオルリが頭上のブナの上から美しい鳴き声を聞かせてくれました。またホトドキスも鳴いていました。
今回の調査地点は斜面がきつい場所もあり、初めての学生には厳しい部分もありました。また、日頃、あまり身体を鍛えておらず、途中で具合が悪くなったり、足腰が痛くなった学生もいましたが、何とか最後まで頑張ってくれました。
今回の調査で、緯度経度や樹径等の記録を行った樹木数は2200本を超え、この地域の推定数3000本に近づいてきました。調査地点もまもなく鈴鹿山脈の稜線まで達します。
1回前の5月22日の調査では、生まれた直後の小鹿を草むらで見つけというような事件もありました。大学の通常の授業では体験できない魅力が満載の調査です。学生調査員は随時募集中ですので、是非参加してください。
おまけ。種類不明のカエルの声。姿は全く見えない。