四日市大学自然環境教育研究会の保黒代表と環境情報学部の千葉教授が平成26年11月25日(火)に菰野町役場で石原正敬町長にここまでのブナ林の調査報告を行いました。調査の結果、ブナ林が鈴鹿山系で最大規模であること、温暖化の状況を見ると保全の必要性のあること、樹齢20年未満の若木が全く見られず、鹿害などが考えられること、ブナ林は観光資源としても価値のあることなどを報告しました。石原町長からも熱心な質問がありました。この報告会については、12月3日(水)の中日新聞の北勢版で大きく報じられました。また、中日新聞の次のサイトにも記事があります。
http://edu.chunichi.co.jp/?action_kanren_detail=true&action=education&no=5323
また、12月16日(火)には、ブナ林の所有者である須摩山財産組合にて報告を行いました。約20名の組合員の皆さんが出席し、熱心に報告を聞いていただきました。
このブナ林の調査は、今後はブナの遺伝子の研究や群落調査に進む予定になっています。