廣住准教授の研究室に所属する学生がマイクロプラスチック流出量を調べる実験を行うために実験ほ場に設置した模擬水田に定植したイネが順調に生育しています。
最近問題となっているマイクロプラスチックの問題では、プラスチック製被覆肥料が河川や海洋に流出しているといわれています。しかし実際にどの程度水田から流出しているのかはよくわかっていません。この実験では、模擬水田を作って実際に稲作を行い、通常の水管理でどの程度肥料が流出し、どの程度農地に残留するか調べます。
前回、実験ほ場に設置した模擬水田への田植えを行いましたが、定植したイネは順調に生育しています。この模擬水田には、すでにカエル、オタマジャクシ、アメンボなどの生き物が棲みついているようで、水田の生態系が形成されていました。