2020年度卒業生の森山さんは、卒業研究で3Dモデリングと木工とを結びつけて、寄木細工のからくり箱を3D出力する研究開発を行いました。
この秋、森山さんは、今年入社したばかりの大洋産業株式会社が地元桑名市で開催された〈桑名本物力博覧会 桑名ほんぱく2021〉で鋳物体験工房(イベント24番)を展開するにあたって、卒業研究で培った3Dモデリングによるものづくりの力を発揮しました。
鋳物とは、できあがり立体物の実物大模型から鋳型(上半分、下半分)をつくり、模型を取り外した鋳型に液体金属を流し込んで、冷やして固めて、立体物を造り出す技術です。この鋳造過程を桑名市民の皆さんに体験してもらうために、森山さんは、できあがり立体物の模型を3Dモデリングで作りました。
イベントは盛会で、大成功だったようです。おつかれさま。