四日市市の北部清掃工場見学(高橋正昭)

平成24年5月16日(水)、高橋ゼミとして四日市市の北部清掃工場の見学を行った。この施設では四日市市内で発生するゴミのほとんどを焼却処理しているほか、小中学校で発生する給食残飯のコンポスト肥料化、日常不用品の回収・リサイクルなどを行っている。
この見学会は基礎ゼミ(2年生)の学習として春季に毎年実施しているもので、今回はゼミ生8名が参加した。12時50分に大学を出発し、徒歩で大学裏の小道を歩いて自然観察をしながら東芝工場前を通り、30分かけて清掃工場に到着した。
工場では四日市市におけるゴミの排出と焼却処理の方法について説明を受けた後、現場に行き、ゴミ投入口、焼却炉、排ガス処理設備、モニタリング設備、焼却灰処理などについて見学を行った。同工場はゴミ処理以外に周辺地域から流出する汚水の処理施設があり、汚泥沈殿槽、汚泥脱水器、活性炭吸着塔などを身近に観察した。
このような施設見学は多くの学生にとって初めてということで、興味深く見学していた。また、公害防止管理者試験を受けようとする学生達にとっては各種処理設備のイメージが分かり、大いに参考になった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください