平成24年5月25日(金)午後に大学キャンパスの植栽調査が行われました。環境情報学部の高橋セミナーを中心に作業は行われ、植物の同定(植物種名の特定)については四日市大学自然環境教育研究会の保黒時男理事長の指導を受けました。四日市大学の敷地は自然林や竹林に囲まれており、自然環境に恵まれたキャンパスとなっています。環境専攻の学生などには格好の教材ですが、植物は多種多様で、専門家でないと見分けがつきにくいものがあります。そこで、学生や教員の手で、誰でも容易に分かるように植物名を表示することになりました。
当日は高橋ゼミ生ら3人が参加し、8号館入口から雨水調整池に至る遊歩道(約100m)の周囲にある樹木の名称、特徴、見分け方などについて、保黒様の説明を伺いながら進みました。1時間の調査で、ヤマハゼ、ハンノキ、ヒサカキ、コナラ、アカメガシワなど約40種類の樹木が同定されました。木々には仮の名札が取り付けられ、今後は長期保存が可能な名札に順次取り換えてゆく予定です。