環境情報学部自然環境コースの里海里山セミナー(担当:千葉賢教授)の2年生(7名)が大学キャンパスの雑木林の樹木マップ作りを始めました。この活動は里山の環境問題を理解する上で、まずは里山に入り、木々の名前を憶えて愛着を持ち、種別の特徴とともに、同じ種でも各樹木に個性のあること、里山を構成する高木、中低木、低木、下草の関係、落葉樹と常緑樹、陽樹と陰樹の関係などを肌で理解することを目的としています。
樹木マップ作りを始めてまだ1ヶ月ですが、第1段階として67種、154本のマップを作成しました。ここまでは、判別し易い植栽の樹木を中心に進めましたが、これからは雑木林に入り、大学キャンパス全体の樹木マップ作りを進めます。12月20日現在で、78種、339本になりました。
是非、ご覧ください。樹木をクリックすると写真が表示されます。
この活動を進めて、学生たちの樹木や野草への知識を増やし、その上で大学外の里山や、鈴鹿山系の樹木(ブナ林等)の調査を行う計画です。また、里山への孟宗竹林の侵出状況や、孟宗竹林の健全度調査なども行う予定です。