廣住准教授の研究室に所属する学生が実施している温泉水灌漑によるトマトの栽培実験で育てているトマトに花が咲きました。
この実験では、温泉資源を活用した地域ブランド農作物の創出を目指し、塩濃度の高い温泉水を与えて栽培することで、糖度が高く、ミネラル分も豊富なトマトをつくることに挑戦しています。今年は、愛知県農業総合試験場が開発した「袋培地栽培法」をお手本にして、ポリタンクとドリップチューブを使った温泉水自動灌漑装置を製作し、栽培実験を進めています。
2週間前の定植時には小さかったトマトの苗もかなり大きくなり、花が咲きました。今のところ、順調に育っているようです。今年はトマトの誘引を天井から吊るす方式にしました。実がつき始めたら、いよいよ灌漑水を温泉水に切り替えます。