朝明渓谷源流部のブナ林の調査と保全活動を続けていますが、6月17日(土)に今年度第2回目の調査を実施しました。ブナの実生苗調査(保黒様グループ)、ブナ林固有の動物調査(野呂研究室)、ブナ林の植生調査(千葉研究室)の3班に分かれて行動し、野呂・千葉研究室は稜線のキノコ岩(標高約1050m)まで登り、そこから標高を徐々に下げながら調査を行いました。
天気は快晴で、渓谷を流れる風も心地よく、オオルリの囀り、キツツキのドラミングを聞きながら、また、エゾハルゼミの鳴き声のシャワーを浴びながら調査を進めました。
動物調査では稀少生物を複数見つけましたが、乱獲を避けるため、ここでの情報の発信は控えます。希少生物を見つけた学生たちは喜色満面でした。
本調査は月2回程度のぺースで進め、今後はブナ枯れ調査も実施し、ブナ枯れの実態と原因の解明を行う予定です。