環境情報学部では後学期の基礎セミナーⅡが始まりました。環境専攻、情報専攻、メディアコミュニケーション専攻のそれぞれのセミナーで、セミナーならではの独自の授業が行われています。授業の概要については各専攻のページをご覧ください。
ここでは、情報専攻の千葉セミナーで行われているPOV-Rayを用いたコンピュータグラフィクスの授業について少しご紹介します。POV-Rayはレイトレーシング法という高度な技術を用いた優れたソフトで、無料でネット上に公開されています。その使い易さから、高校等の授業でも採用されていると聞きます。
千葉セミナーでも長年に渡って、2年次の基礎セミナーⅡでこの授業を行ってきました。POV-Rayを学ぶ理由は、楽しみながら作品を作る際に数理的な事柄(3次元空間、座標変換、加法混色、光の反射や屈折など)やプログラミング技術(C言語に似ている)を学んだり復習できるからです。良い作品を作るためには、それなりの時間を掛けねばならず、それを通じてコンピュータ操作スキルの向上にも繋がります。
最初にPOV-Rayのサイトで公開されているプロの作品をお見せします。POV-Rayの凄さを感じてください。
続いて、セミナーの学生たちが作ってきた作品を幾つかお見せします。セミナーではアニメーション作品を作ることを奨励しています。POV-Rayではアニメーションを作ることも容易にできます。POV-Rayの楽しさを感じてください。