10月23日(水)、仙台国際センターで開催された第23回廃棄物資源循環学会研究発表会で本年3月に環境情報学部を卒業した高橋剛さん(新田ゼミ)が在学中に行った卒業研究の概要についてポスター発表を行った。
㈱三交通商を経営する高橋さんは自社で発生する廃タイヤの有効利用に強い関心を持ち、リサイクルの方法を研究している。この研究は廃タイヤを蒸し焼きにして、軽油に転換し自動車燃料に使用するもので、これまで試みられていなかった。
発表では、タイヤ20kgから約8リトルの油を回収し、自社敷地内でトラックを走行させ、成功した。回収油の品質、油化に伴い発生する炭化物の利用方法など課題は多くあるが、資源化の利点、重要性などを強調した。
現在、廃タイヤの多くはセメント製造の燃料助剤として用いられているが、利用価値の低さから廃棄物処理の扱いとなっており、付加価値の高いリサイクルが望まれている。
ご苦労様でした。自分の仕事について研究発表をしてゆくのは大事な節目になると思います。これからも頑張ってください。Facebookに掲載されていた飛行場(多分、仙台空港?)の写真の意味が、この記事でわかりました。