廣住准教授の研究室に所属する学生が模擬水田を作っています。
最近問題となっているマイクロプラスチックの問題では、プラスチック製被覆肥料が河川や海洋に流出しているといわれています。しかし実際にどの程度水田から流出しているのかはよくわかっていません。そこで、模擬水田を作って実際に稲作を行い、通常の水管理でどの程度肥料が流出し、どの程度農地に残留するか調べることにしました。
この実験では、実際の大きさの 1/50 の小型水田を作って、ここで プラスチック製被覆肥料を使った水稲作を行い、肥料の流出量を調べます。まずは幅 60 cm × 奥行 180 cm の型枠を作りました。今回作った型枠を実験ほ場に埋め込んで遮水シートを張り、そこに土を充填して模擬水田を作ります。
