2019年11月6日(水)に環境情報学部農園でハヤト芋の収穫作業を行いました。学部農園と呼んでいますが、その実態は約30mのひと畝で、四日市大学エネルギー環境教育研究会の農業塾で使用している畑の一画をお借りしていたものです。志摩市安乗のキンコ芋工房・上田商店にハヤト芋(=キンコ芋)の苗を準備していただき、学部1年生全員で植えました。その芋を自然環境分野の学生約30名で収穫した訳です。
伊勢志摩で有名なハヤト芋ですが、四日市で育つのか少し不安でした。今回、学生たちと掘り起こしてみると、立派な芋が沢山育っていました。畑に入るので、汚れても良い服と靴で来るようにと学生たちに指示しましたが、真っ白い綺麗な靴や、ブーツで来た女子学生もいました。それでも構わず畑に入り、一所懸命に芋を掘り出す姿を見て、やはり自然が好きな学生が多いのだと実感しました。
自然環境分野で学ぶ学生たちに、自然体験をさせること、農業について学ぶことがこの授業の目的でした。今回の農作業では、学生達が芋を掘りながら、冗談を言い合ったり、互いに声を掛け合う姿が見られ、学生間の仲間意識を育てることにも役立ったように思います。
畑の土壌分析を土壌学が専門の廣住准教授にお願いし、収穫した芋の糖度やでんぷんの分析を実験系の授業で行う予定にしています。
芋と畑の管理に尽力下さった四日市大学エネルギー環境教育研究会の皆様にお礼申し上げます。