2021年7月2日(金)に千葉研究室の3年生と4年生が三重県下水道公社の北部浄化センターを見学し、放流水等に含まれるマイクロプラスチックを分析するための試料の提供を受けました。
下水処理場を始めて訪問する学生ばかりで、同公社の高岡様から施設や下水処理の説明を受け、その後、施設の見学をさせていただきました。生憎の激しい降雨のために、野外を歩くことが困難で、迷路のような地下道を歩いて施設を巡りました。
最初沈殿槽、反応槽(活性汚泥槽)、最終沈殿槽のコンクリートの壁を地下から見て回り、反応槽の所では、地上に出て、エアレーションで激しく流動する様子を目の当たりにしました。多少、臭いがきつい場所もあり、下水処理の雰囲気を学生たちは感じました。
千葉研究室では、伊勢湾の海岸、海面、海底や同湾の生物体内のマイクロプラスチックの調査を進めていますが、今回は、三重県県土整備部や三重県下水道公社のご協力を得て、下水処理場からの放流水に含まれるマイクロプラスチックの調査を行うことになりました。この訪問では、放流水や反応槽内の循環水等の試料の提供を受けました。
今回の活動に際し、三重県下水道公社北部浄化センターの川合所長様、高岡様、三重県下水道公社水質分析センターの川瀬様に大変お世話になりました。深く感謝申し上げます。また、四日市大学環境技術研究所の高橋先生(環境情報学部元教授)にご同行いただき、ご指導いただきました。感謝申し上げます。