7月23日(月)より伊勢湾海洋調査実習を実施中です。今日は7月25日(水)、実習の最終日です。昨日は伊勢湾外の太平洋上からひたすら北に向かって走行し、6地点で水質や生物調査を行いました。透明度や水色(水の色)の変化に学生はびっくり。太平洋では28mあった透明度が伊勢湾に入ると4~6mに低下し、水色も透き通った青からどんよりとした緑に変わりました。大学に帰ってCODや栄養塩やプランクトンなどの分析をすると、その違いがもっとわかることになるでしょう。
昨日の写真をアップしておきます。朝のラジオ体操、調査、夜の勉強会、夜の懇親会と盛りだくさんでした。

周りに陸地の見えない太平洋上でのラジオ体操。水平線で海の広さを実感してください。天気は爽やかに晴れ上がりました。

朝の船内清掃の様子。皆、真面目に取り組みました。

調査中の一コマ。抜群の天気と気持ちの良い海に大満足。元気なポーズで写真に収まりました。

お昼は定番の勢水丸カレー。おいしくいただきました。

伊良湖岬と浮標。伊勢湾に戻って来ました。

伊勢湾内でベントスネットを曳きました。カレイ、シタビラメ、シャコなどが採れました。

夜の勉強会の様子。計測したデータから伊勢湾内外での水質の変化、水深方向の水質の変化などを学びました。皆、熱心に取り組みました、一人も眠そうな顔をしないのは立派でした。

夜の懇親会の様子。採取したシャコは観察後、塩ゆでされ、酒のつまみとなりました。新鮮でおいしかったです。昨晩釣ったサバは皆、塩焼きになり、これもおいしくいただきました。参加した学生たちは実習を通じて距離を縮め、すっかり仲良くなりました。左は4年生、右は1年生。

大学に帰り、高橋先生の指導の下で分析を行いました。